AutoWeb

72. 拡張HTMLとは

AutoWebは今、AutoWeb/2.0として拡張HTML機能を開発しています。
この拡張HTML機能についてご紹介します。

AutoWebはWebフェーシング・ツールとして生まれました。
Webフェーシングというのは5250エミュレータの画面を
そっくりそのままHTMLとしてミラー表示したような製品です。
ですから元の5250画面が24*80画面サイズを超えない限り
Webフェーシングで表示される画面が拡張されることは
ありません。
これを初めて破ったのが5250ハンドラーというオプションです。
5250ハンドラーを使って元の5250画面を拡大すれば
表示されるAutoWebのHTML画面も拡大されます。
 
さてここで紹介する拡張HTMLという機能は
5250業務の中で使用されているIBMユーティリティや
QUERYなどの一部の業務を元の5250画面を拡大しなくても
AutoWeb自身が画面を拡大して表示してしまう機能です。

例えば WRKOUTQやQUERYの実行画面はそのままでは
F11キーで画面を切替える必要は残り画面が拡大されることは
ありません。
しかしAutoWeb/2.0ではこれらの画面は自動的に拡大された
HTMLとして表示されます。

[WRKOUTQ 5250表示]

[WRKOUTQ 拡張HTML表示]

…ご覧のようにWRKOUTQは画面全体が表示されてF11で切り替える必要は
ありません。
縦方向へはスライド・バーで上下することができますし
スプールを選択するとメモ帳でスプール全体が表示されます。
まさしく自然なWebとして表示されるようになります。

これが拡張HTMLの機能です。

拡張HTMLでは

・IBMユーティリティ(WTKOUTQ, WRKACTJOB, ….

・QUERY400の実行結果

などを自動的に自然なHTMLに変換することができます。
拡張HTMLをさらに発展させていくとメニューやお客さまが開発した
パネル・グループによる適用業務も自然なHTMLとして変換することを
予定しています。

拡張HTMLによってAutoWebは大きくWeb化を前進させます。

IBMオブジェクトをHTMLにどこまで自然な形で表現することが
できるかどうか㈱オフィスクアトロではシステム・オブジェクトの
解析に至るまで徹底的に調べ上げました。
その結果として最善のものをお客さまに提供できるように
努力しています。