社長ブログ

37. 2022年虎の年に見る夢は

新型コロナの低迷期を過ごしてようやく
光が見えてきた今年は暗黒のコロナの2年間を
どのように過ごしたかによって大きく飛躍するのかの
分かれ目になるでしょう。

混迷した時代を我慢するだけでやり過ごそうとして
いただけなら同じ時代が再現すると期待するのは
甘いようです。
出張や訪問による時代からテレワークや在宅勤務も
日常化して時代になっています。
Web会議が減るどころかむしろ増える傾向にあります。
ビジネス・モデルはすっかり変わりました。
この混迷期に次に成長するための機会に備えて
辛抱強く努力と新規開発を怠らなかった企業が
次に大きく飛躍する時代を迎えています。
 
私たちIT業界とりわけ保守的と思われてきた
IBM iの世界もインターネットや通信、IoTを
無視しては語れません。
スマート・フォンやタブレットは町に溢れ
それらを活用できなくては企業のビジネスも
成り立たなくなってきています。

自動車業界はEV化という熾烈な競争社会を迎えて
IBM iも他の装置やネットワークとの通信さらに
AI化の波も必要となっています。

ある日突然他の機種との通信やデータ交換が
必要だと言われても不思議ではありません。

㈱オフィスクアトロでは従来からの通信の技術に
加えてデータ交換とりわけJSONの解析にも
力を入れて開発しています。

IBM iのデータがAmazonのクラウドにあっても
おかしくはない時代なのです。
また現在はスマート・フォンのLINEを使って
IBM iを日本語で操作するソリューションを
開発しています。
LINEはSSL通信なので難しいところは
弊社の技術担当に任せています。
日本語で(もちろん他の外国語でも可能です)
IBM iを操作するというのは今までにない試みです。
後継者不足や技術力低下が懸念されるこのごろですが
日本語で高度な処理を行うというのは
果たして2022年の初夢なのでしょうか?
岸田首相は日本人による月面着陸を実現すると
宣言しました。

日本語でIBM iを解析するというのは
単なる夢ではあってはならいないのです。
今、私たちは今、日本語でIBM iと会話するという
これまでにない新しい課題に取り組んでいます。
まさか日本語で?!と言う時代からやがては
それが必要になりそれが当たり前の時代へと
進化していくはずです。

それを夢見て2022年を迎えました。