社長ブログ

31. AutoWeb/2.0構想

既にHPでも発表していますようにAutoWebは画像処理を大幅に強化する予定です。
画像処理の4つの機能として

(1)絵文字

絵文字の入出力をサポート致します。
絵文字は実はUnicodeでありIBM iのデータ・ベースにUnicodeを定義することに
よって絵文字の使用が可能になります。
  DDSフィールドに絵文字と定義することで絵文字ボタンが表示されて
絵文字の入力が可能になります。
  絵文字はPC,スマホどちらでも使用可能となります。

(2)写真の撮影

  スマート・フォンやiPad でのカメラ機能を利用して写真の撮影が可能になります。
写真は撮影して更新すると直ちにIBM i内部に取り込まれます。
Ftpなどの操作は必要ありません。
高価なIBM iのHDDがご心配な方のために近傍にある社内のWindowsサーバーに
保管することもできます。
写真をかんたんに撮影して取り込むことによって
映像による現場の情報収集が可能になります。
写真だけでなく動画も撮影して取り込むことができますので
よりリアルな情報収集が可能になります。

(3)アイコン・ボタン

スマート・フォンの活用によって機能キーではなく
アイコンによるボタンを表示して活用することができます。
アイコンであれば文字でなく説明は不要でスマホと同じアイコンも
活用すればより親しみやすくわかりやすい適用業務を構築することが
できます。
アイコン・ボタンは多くのお客さまからのご要望による機能です。

(4)画像データの取り込み

イラストや写真などの画像データは身近に満ち溢れています。
ビジネスに活用できる画像データも少なくはありません。
近傍にある身近な画像データもボタンひとつで取り込むことが
可能になります。
カタログ・データなどの収集にも役に立つことは間違いありません。

— これらの4つの画像処理技術を早急にAutoWebの機能に組み込むことを
予定しており現在開発を進めています。
そして次に続くのがAutoWeb/2.0です。

■ AutoWeb/2.0を目指して

実はAutoWebには AutoWeb/2.0構想があります。
それは5250エミュレータを基盤とする完全なWeb開発の機構です。
これまで多くのIBMユーザーが5250の制約下に苦労されてきました。
AutoWeb/2.0では完全なフリー・フォーマットでのWeb開発を
5250エミュレータをベースにして行えるようになります。
AutoWeb/2.0の実現によってCGIやJava, Delphiなどの他言語による
開発は全く必要なくなるでしょう。
HTMLやJavaScriptの開発も必要なく行・桁の位置指定による開発は
なくなます。
それほどAutoWeb/2/0の開発は画期的なものとなります。
もちろん開発思想は「かんたん」が基本ベースで
特殊な言語など一切学習する必要ありません。
必要なのはただマウスだけです。
  これはSpoolライターVer5.0の印刷編集からのアーキテクチャーを
発展したものとなるでしょう。
大きく変わるAutoWeb/2.0にぜひご期待ください。