社長ブログ

30. 次世代は画像処理の世界へ

㈱オフィスクアトロでは現在、画像処理技術に力を
注いでいます。

■印刷の編集に始まった画像処理

これは印刷の編集において画像データをローカルPCから
マウス操作だけでIBM iの印刷イメージに取り込む技術として
始まりました。
文字ベースだけであったIBM iは誰でもが簡単に
画像を取り込めるようになったのです。
Ftpは必要ありません。
マウス操作だけで画像が取り込めるようになったのです。

印刷の背景に専用用紙のイメージを画像として
取り込んだり電子印鑑を画像として処理したりできるように
なりました。
部品図面や写真も画像データとして取り込んで
印刷することができるようになりました。
印刷の文字データもこれまでのような行・列に
制約された印刷から脱皮してマウスで自由に
印刷レイアウトを編集することができるのです。

マウス操作で印刷レイアウトをできる製品は
SpoolライターVer5.0が初めてで今後も
他社では真似のできない高度な技術です。

■次世代は画面の画像処理へ

弊社では同じ技術の応用として画面表示も
自由にレイアウトできることを望んでいます。

現在AutoWebの画面表示はダイナミック・レイアウト
称する動的なレイアウト手法を採用しています。
これは開発に約1年もの長い期間を要した技術で
表示するディスプレイの大きさに合わせて
表示そのものを最大化表示してフィットさせる技術です。
AutoWebでスマート・フォンで縦/横に表示の方向を
変えても常に最適化されて表示されることに
お気づきでしょうか?

しかしこれはまだ行・列の単位で計算されて表示されているに
過ぎません。
実際のWeb適用業務画面とはどうしても受け取るイメージが
異なっています。
㈱オフィスクアトロは現状の表示方法だけには
満足していません。
お客さまがマウスで自由に行間や表示位置をデザインできる
画面を目指しているのです。

Web画面に表示したからといって正しいWebフェーシングとして
満足してはいけないのです。
本当のWeb画面のようにしかもマウスで自由にレイアウトできる
ようにすることが理想です。
しかもその処理は簡単でなくてはなりません。

設定をいろいろと変えたり難しい知識や操作が必要であっては
ならないのです。
幸い印刷の編集ではお客さまが何もしなくても
編集が自動的に反映されるという「自動編集ジョブ」という
機能を開発しました。
この機能によってお客さまは印刷を編集した内容を
いちいち印刷プログラムに宣言したりする必要は全く
なくなったのです。
元の印刷プログラムには全く手を加える必要がなく
それでいて編集が反映されます。
同じ考えを画面にも適用できるはずです。

それが実現できれば誰も真似のできない理想的な
Webインターフェースが一応完成するはずです。
行・列にとらわれない自由なレイアウトが画像処理の技術で
完成するはずです。
どう見ても5250とは思えない自然なインターフェースの実現を
目指しているのです。

現在、コロナが緩んで会場での発表ができるころには
新しい機能を発表させて頂くことを目標にして
励んでいます。

すごい機能をかんたんに

㈱オフィスクアトロはまだ先を見据えてお客さまの理想を
実現させようと努力しております。
今後の弊社の発表にもどうぞご注目ください。

新しい技術はいつもオフィスクアトロから

2021年6月7日