AutoWeb

68. SNDBRKMSGをFacebookのお知らせのように

SNDBRKMSG(=Send Break Message)は別のジョブに中断メッセージを
送るコマンドです。

知っている人はよく活用していることだし知らない人は
そんな便利なコマンドがあるのかと驚くかも知れません。

SNDBRKMSG MSG(' 本日は末締めですので 18:00 までに入力してください。 ') TOMSGQ(*ALLWS)

として実行すればすべての活動中の表示端末にこのメッセージを送ることができます。
SNDBRKMSG はエンド・ユーザーがどんな処理をしていても
中断して割り込みでメッセージを表示します。
ところがWebフェーシングなどでWeb化すると中断メッセージはエンド・ユーザーには
送ることはできません。
WebではHTMLをブラウザに送信するとそれで完了と見なすのが通常であり
5250エミュレータのようにライブ・アプリケーションとしての動作はありません。
aXesなどの海外製品を導入しているとSNDBRKMSGは対応していませんので
使用することはできません。
しかし今まで5250エミュレータでこれほど便利であった機能が
Web化によって使えなくなるというのは業務に支障を来たしてしまいます。
そこでAutoWebではこの問題をメール・アイコンを表示してメッセージがあることを
エンド・ユーザーに知らせることで解決を図りました。

このアイコンが画面上に表示されますのでこのアイコンをクリックすると
メッセージが表示されるという仕組みです。
しかしこのメール・アイコンはあまり目立つことはなくメッセージが
あることをエンド・ユーザーに知らせるには難しいことになりました。
そこで今回の改訂では FacebookのようにメッセージBoxが POPUP表示されるようになりました。

[解説]

画面の左下にはSNDBRKMSGによる通知メッセージがFacebookのようにPOPUP表示されるように
なりました。
POPUPは拡大すると次のようなイメージです。

これによってメッセージは目立ち非常に見やすくわかりやすくなりました。
AutoWeb自体の洗練された現代風なアプリケーションとして認識されて
エンド・ユーザーさまにお使い頂くことができるようになりました。
AutoWebはこのように細かな配慮も含めて日進月歩と進歩しています。