AutoWeb

69. AutoWeb WebQueryの発表

AutoWeb から WebQuery poerwed by AutoWeb なるものを
発表して反響を呼びました。

QUERY/400はご存知のように誰もが使いやすいので
大変普及しています。
しかし昨今の時代では24*80の画面でQUERYの出力結果を
見るには非常に見づらいということでEXCELにダウンロードしたい。
しかしEXCELにダウンロードするにはQUERYをデータ・ベースに
出力してそれをさらにダウンロードするという2度の手間を
必要とします。
QUERYは手軽に作成はできますがそれをいちいちダウンロードするのは
大変です。
原因はQUERYそのものをWeb化するツールがこれまで無かったことです。
IBM にも IBM DB2 WebQueryという機能がありますが
これは既存のQUERYをWebで表示するものではなく
ブラウザ上から新たにQUERYを定義するというもので
しかもセットアップが難しくてほとんどのIBMユーザーでは
使われていません。

AutoWeb WebQueryなら5250エミュレータ画面でも
AutoWebのWeb画面からでもWEBQRYコマンドを実行するだけで
QUERYの結果はその場でブラウザで表示されます。
いちいちブラウザを起動する必要もありません。

それではデモをご覧頂きましょう。

                          WEB QUERY の実行  (WEBQRY)                          
                                                                              
 選択項目を入力して,実行キーを押してください。                               
                                                                              
 QUERY . . . . . . . . . . . . .   @SIREMT        名前 , *NONE                
  ライブラリー  . . . . . . . . . . .     QTROBJ       名前 , *LIBL, *CURLIB       
 QUERY ファイル :                                                             
   ファイル  . . . . . . . . . .                  名前 , *SAME                
    ライブラリー  . . . . . . . . . .     *LIBL        名前 , *RUNOPT, *LIBL...    
   メンバー  . . . . . . . . . .   *FIRST         名前 , *RUNOPT, *FIRST...   
                値の続きは+                                                  
 報告出力のタイプ  . . . . . . .   *HTML         *HTML, *EXCEL, *PDF...       
 出力書式  . . . . . . . . . . .   *RUNOPT       *RUNOPT, *DETAIL, *SUMMARY   
 レコード選択  . . . . . . . . .   *NO           *NO, *YES                    
                                                                              

と入力するかまたは


WEBQRY QTROBJ/@SIREMT

と打鍵して実行キーを押してください。
ブラウザが自動的に起動されて次のようにQUERYの結果がHTMLとして
表示されます。
このWEBQRYコマンドはIBM RUNQRYコマンドとほとんど同じでありオプションが増えただけで
RUNQRYと同じ機能があります。

[解説]

QUERYのテキストが表題として大きく表示されます。
見出しは日本語で表示されスクロールしても見出し行は固定に留まっています。
( IE11 では見出し行は固定されません。他のブラウザをご使用ください。)
見出し行は大きく非常に見やすくなっています。
情報はご覧のようにQUERYの出力結果全体が表示されており
左右に切り替える必要はもうありません。

報告書のタイプを*EXCELと指定すればEXCELに変換できます。


WEBQRY QTROBJ/@SIREMT *N *EXCEL

と打鍵して実行キーを押せばブラウザの左下にPOPUPが表示されますので
「表示」をクリックすればEXCELが表示されます。

[解説]

EXCELの場合も見出し行は大きく見やすく表示されてスクロールしても
留まる固定行として設定されています。
もちろんEXCELの場合も情報量全体が横方向の制限がなく全体表示されています。
EXCELへの出力は㈱オフィスクアトロ開発のPOI(=Apache POI)の技術が
使われているため短期間で実現することができました。
その分お客さまへの提供するのは大変ロー・コストに抑えることができました。

PDFへの変換も同じような指示で簡単にその場でPDFがブラウザ上で表示されます。

[解説]

PDFへの変換は省略時は用紙幅132桁と設定されているため132桁を超える項目は
出力されません。しかし用紙幅を198桁のように拡大すると印刷される項目も
拡大されますがやはり198桁を超える項目は出力されません。
最大*MAXまたは378桁を指示すると378桁まで出力することができますが
それでも378桁を超える項目は出力されません。
PDF変換の目的はテレワークのように最終的には印刷出力を目的としていますので
プリンタとの兼ね合いも考慮してください。

またAutoWeb WebQueryはQUERY/400プログラムが無い場合でも
RUNQRYと同じようにファイル名指定だけでも実行することができます。

■WebQueryはオプションです。

AutoWeb WebQueryは発表と同時に「目からウロコだ!!」と大変な反響を呼び
多くのお客さまの注目を集めています。
発表の直後には早くもご注文がいくつも舞い込んでいます。
それもそのはずこれほど活用されているQUERYがWeb化の対象から外れていて
Web化されることがなかったからです。

個別セミナーをご希望のお客さまはこちらからより
お申し込みください。
12月16日(木)にも30分の技術ショート・セミナーがありWebQueryの実演デモを行います。
そのお申し込みはこちらからどうぞ。

QUERYのWeb化はAutoWebだけの機能です。
AutoWeb WebQueryの製品紹介はこちらから

10年以上前に輸入したただけの海外輸入ソフトは10年以上前のままに
止まったままで進歩はありません。
日本で開発するソフトだからこそ進歩があるのです。

日本のお客さまの声を反映できるのは日本の製品だけです。
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