
先週に行われた第80回技術ショート・セミナーの
最後のほうでは開発中のAIアシスト製品による
RPGソースの生成を実演して紹介した。
AI プログラムの作成 (CRTAIPGM)
選択項目を入力して,実行キーを押してください。
ソース・ファイル . . . . . . . QRPGLESRC QRPGLESRC, QRPGSRC...
ライブラリー . . . . . . . . QTRSRC 名前 , *LIBL, *CURLIB
作成するメンバー名 . . . . . . @SHOHIN を作成 / 編集します
生成オプション . . . . . . . . *ADD *ADD, *REPLACE, *NONE
主要データ・ベース . . . . . . SHOHIN の処理を作成
ライブラリー . . . . . . . . QTRFIL 名前 , *LIBL, *CURLIB
生成モデル・ソース . . . . . . QRPGLESRC QRPGLESRC, QRPGSRC...
ライブラリー . . . . . . . . QTRSRC 名前 , *LIBL, *CURLIB
モデル・メンバー . . . . . . . @SHOHIN をモデルとして生成
プロバイダー会社 . . . . . . . > Google 名前,リストは F4
AI モデル . . . . . . . . . . . > 'gemini-3.1-flash-lite-preview'
出力 . . . . . . . . . . . . . > *HTML *HTML, *, *PRINT, *PROMPT
[解説]
ソース・ファイル . . . . . . . QRPGLESRC QRPGLESRC, QRPGSRC... ライブラリー . . . . . . . . QTRSRC 名前 , *LIBL, *CURLIB 作成するメンバー名 . . . . . . @SHOHIN を作成 / 編集します
は生成する目的のRPGソースを指定する。
主要データ・ベース . . . . . . SHOHIN の処理を作成 ライブラリー . . . . . . . . QTRFIL 名前 , *LIBL, *CURLIB
とは処理の対象となるデータ・ベースの名前を指定する。
CHAINなどによる二次結合ファイルも指定することができる。
生成モデル・ソース . . . . . . QRPGLESRC QRPGLESRC, QRPGSRC... ライブラリー . . . . . . . . QTRSRC 名前 , *LIBL, *CURLIB モデル・メンバー . . . . . . . @SHOHIN をモデルとして生成
は生成のモデルとするテンプレート・ソースを指定する。
つまりこのソースをモデルとしてこれと同じようなソースを
生成するようにAIに指示するわけである。
プロバイダー会社 . . . . . . . > Google 名前,リストは F4 AI モデル . . . . . . . . . . . > 'gemini-3.1-flash-lite-preview'
これがAIモデルを示す情報でありAIは複数の候補の中から
自由に選ぶことができる。
しばらくすると
0001.00 H DFTNAME(SHOHIN) DATEDIT(*YMD/)BNDDIR('QC2LE')
0002.00 F******** 商品マスターの登録 ************************************
0003.00 FSHOHIN CF E WORKSTN
0004.00 F INFDS(INFDS)
0005.00 FSHOHINPF UF A E K DISK
0006.00 F INFDS(INFDSF)
0007.00 F EXTFILE(SHOHIN_LIB)
0008.00 FQPDFULOG O E DISK USROPN
0009.00 F EXTFILE(DFULOG_LIB)
0010.00 F*****************************************************************
0011.00 * ラSRCINFOン
0012.00 * 使用目的 : 単票入力 (*SGLCOL)
0013.00 * 作成日 : 2026/04/16 10:11:34
0014.00 * 作成者 : QTR
0015.00
0016.00 * ラ コンパイル ン
0017.00 * CRTBNDRPG OBJLIB/SHOHIN SRCFILE(QTRSRC/QRPGLESRC )
0018.00 * DFTACTGRP(*NO) ACTGRP(*NEW) DBGVIEW(*SOURCE) AUT(*ALL)
0019.00
0020.00 D INFDS DS
0021.00 D NUM_ROWS 152 153B 0
0022.00 D NUM_COLS 154 155B 0
0023.00 D NUM_RCDS 156 159I 0
のようにして完成したRPGソースが表示される。
元の生成モデルとなったRPGソースをモデルとして生成しているので
元のソースが社内にあるいつものパターンのソースのように
生成できるはずである。
元のソースはRPG IIIであってもかまわない。
■社内慣習に従ったソースを生成
生成モモデルとして社内の既存のソースをAIに示すことによって
いつものお決まりのパターンのソースをAIにも生成させることができる。
「上流工程より..」とか言っているAIプロバイダーもあるみたいだが
それは30年以上前の米国のトップダウン経営になぞったお話。
ここは日本。日本は現場の声を反映させるボトムアップ方式の
経営で成功している。
今どき「上流工程より..」と言うのは30年前に日本では
失敗している話である。
何でもフリー・フォーマットを天下の宝刀のように
言うより社内のいつもの伝統にしたがったわかりやすいソースで
生成することが最も大事である。
IBMユーザーはそんなことは望んではいない。
わかりやすさ、やさしさが一番なのである。
■ 次回はいよいよ AIとIBM iとの会話
ご覧になったように非常に具体的な実演のセミナーとして
驚いて頂けた方も多かったようである。
日本の大手プロバイダーが2年もかかっていまだに
完成していないものをオフィスクアトロではわずか2ケ月程度で
完成させた。
実はIBM iのAI化でもっと大事なことはAIとIBM iを
どのように対話させるかということである。
生成AIではRPG/COBOLをこのように生成させることは
理論的に難しいことではない。
ソースの大きさの制限をなくしてAIとの
ソースのやり取りの技術は必要であったが。
本当のAIの活用はAIにIBM iをどのように
理解させるかである。
AIによるIBM iとの会話が始まらなければ
AIがIBM iを解析することもできないし
問題が発生してもAIに相談することはできない。
次回のセミナーではいよいよAIとIBM iとの
対話について解説する。
AIがどのようにIBM iを学習するのか
そしてAIがどのようにIBM iを調べるのか
AIとIBM iの対話の中枢を紹介する。
セミナーの最後にはAIとIBM iが実際に
対話するシーンもご覧に入れることになる。
セミナーの受付は始まっているが
既に定員近くに達しているので
参加申し込みはお早めにこちらから。
