社長ブログ

27. 海外輸入製品から脱却のススメ

最近、日本国内のIBMユーザーの海外輸入ソフトからの撤退が顕著です。
かつては輸入ソフトを使って開発したりその開発を
引き受けてそれをSIとしてビジネス・モデルにしている
会社が多かったものですが。
Web化やGUI化というと特殊な開発言語が必要であると
思われて海外ソフトに頼る時代がありました。
でも今はもうそんな時代ではありません。

海外輸入ソフトは

[利益は輸入ベンダー第一主義である]

・RPG以外の難しい言語を使って開発し、お客さまに代わって
開発を請負い開発案件を受託するのをビジネス・モデルとしています。
 ツールを販売することが目的ではありません

・そのため一旦導入すると保守までも輸入ベンダー(輸入製品販売会社)に委託せねばならず
いつまでも高額なランニング・コストを払い続けることになります。

特殊な開発言語を使用しているため人材の確保は難しく世代交代で
次世代への引継ぎまで難しくなってしまいます。
 RPGでできるのになぜDelphiを学習する必要があるのでしょう?
 やさしいことを難しく、ばかりです。
 これがお客様のためと言えるのでしょうか?

・このように利益を得るのは輸入ベンダーばかり
お客さまの利益にはなっていません。

Web化ではなく古いままのGUI化

・海外輸入製品の多くはWeb化ではなく本質はGUI化です。
それは10年以上前の古いインターフェースのままであり
現代のHTML5の洗練されたインターフェースやユーザビリティとは
古くてかけはなれています。ブラウザが進歩してもそれらの
インターフェースや使いやすさが進歩することはありません。
 
・かつては輸入製品に頼らざるを得ない時代もありましたが
今は国内で優秀なソフトウェア・ハウスが多く育ってします。
多くのソフトウェア開発会社があなたの会社の問題を解決してくれます。

・Web環境の進歩は著しくタブ・プラウザ, JQuery, HTML5 …と
進んでいますが海外製品は新しい技術には追いついておらず
レガシーなGUI化だけの10年以上前のままに停滞したままです。
 使用できるブラウザも古いIEだけに制約されてしまいます。

・今の時代に10年以上前の海外製品を使い続けることは
近代化どころか10年前のレガシー・オールドの時代に逆戻りすることです。

重くて古いインターフェースのまま

・Webはパフォーマンスが命と言われる時代にあって
かつての4GLは莫大なソース・コードのため動作は重く
エンド・ユーザーにはストレスばかりが溜まります。
海外製品の多くはパフォーマンスが悪いとよく相談を受けます。

あれほど騒がれたJavaやPHPを使っている会社はどこにも見当たりません。

5250エミュレータに代わる海外のWebフェーシングもありますが
これも技術レベルが低く実用面の配慮がないため
買ったは良いが使えなく塩漬けになっているのが大半です。
 これは製品の技術が低くあまり深く考慮されていないからです。
Xボタンは使えない、装置名は使えない。罫線は表示されない,…キリがありません。
 すべて買ってからわかることなのです。

….ざっと挙げただけでもこれだけの問題点があり
実際に海外ソフトを使えているユーザーは少ないのが現実です。
特に優秀な人材と判断力に優れた大手法人で輸入ソフトを
使っている法人はほとんどありません。(というか皆無)

輸入製品離れが始まりました

ここに来てようやく国内ではユーザーからの輸入製品離れが始まりました。
長い時間がかかったのですが日本のユーザーも本当のことを知り始め
問題を抱えたままの海外製品は淘汰される時代になってきたのです。

これはお客さまも見る目が出来てきたということで喜ばしいことだと
思います。
多くの国内のユーザーがこのような輸入ソフトで苦労してきたのですから
  輸入製品はもう静かに退場して頂きたいものです。
輸入ソフトではせっかくのお客さまの声はメーカーには届きません。

  海外製品を販売しているサイトをご覧ください。
 内容についてはほとんど公開していません。
  これは他社製品と比較されたくないからのようです。
品質や内容に自信があれば大いにアピールするはずですが
自社のセミナー参加者にしか教えたくないようです。

孫正義が嘆く日本の未来

  孫正義は日本のAIの会社が少ないと嘆いていましたが
日本の技術水準のレベルは十分高いことを私達技術者はよく知っています。
まだ日本ではAIの素養が十分行き渡っていないだけなのです。

ことIBM業界においては私達は海外製品のレベルをはるかに凌駕していると
胸を張って言うことができます。
厳しい論調になりましたが日本国内のIBMユーザーが苦労されているのを
見るに忍びない気持ちで書かせてもらいました。

先進の日本の技術

それではお客さまは日本の技術レベルはどれくらいなのだろうかと
ご心配かも知れませんが私達は海外製品より5~10年以上は進んでいると
自負しています。
さらに開発の都度その差はドンドン開いています。
次の段階では海外の技術レベルではもはや私達に追いつくことはできません。
  
  海外製品でお困りの問題は私達がもう10年以上前に解決していることばかりです。
しかもその10年のあいだにも私達は成長し続けています。
  一方海外製品は進歩する技術力はありません。
開発当初のままで問題点も解決されずに10年以上止まったままです。
私達は初めからそしていつもお約束していますように私達が知りえたまた
  獲得した技術はいつでもお客さまにすべて公開していきます。
それは私達がそのあいだにもさらに成長する自信があるからです。
同時にお客さまも私達も同じIBMユーザーの仲間でもあるからです。
  もちろん弊社だけでなく優秀なソフトウェア会社は数多く育ってきていますので
ご利用になることをお奨めします。

日本の技術を活用しよう

どうか海外製品でご苦労をされるより国内の優秀な私達の製品や
  国内のソフトウェア会社もご覧ください。
海外輸入製品からの移行についてもぜひご相談ください。

Webでのオンライン・セミナーで説明をご覧になると
皆さんは本当に驚いておられます。
それは多くの日本のお客さまのご要望によって育ててくれたからです。
日本のお客さまが知恵を出し合って技術と品質を高めてきた結果であると
いえます。
  そして私達はまだ先への成長を見つめています。

Web会議で説明を受けて試供版でぜひお試しください。
製品のご契約後もご質問やご相談やWeb会議で何度でもご相談させて
頂きます。
私達はメーカーですのでお客さまのご要望によって何とでも
変えることができるのです。
そうして成長してきました。
  このコロナ禍の中でも成長は止まることはありません。

  ご心配やお悩みがあればいつでもお気軽にご相談ください。
私達が技術力でお客さまの問題を解決致します。

                    2021年4月