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536. 画面設計 : SDA の基本機能の紹介

SDAは便利でかなり普及しているので
知らない人も少ないはずだが
まだ初めての方のためにSDAを紹介する。

SDA(=Screen Design Aid:画面設計機能)は
DSPFを対話式で編集するためのツールであり
開発者にとっては大変便利で重宝するツールである。

コマンド入力画面で STRSDAと入力すると
次のSDA初期メニューが表示される。

                             画面設計機能 (SDA) 
                                                
次の中から 1 つを選択してください。             
                                                
     1. 画面の設計                              
     2. メニューの設計                          
     3. 表示装置ファイルのテスト                
                                                

[解説]

どれもよく使う機能である。

1. 画面の設計

オプション=12を選択すると対話式で表示画面レコードを
  編集することができる。

 商品登録                                       モード  . . :   OOOOOOOOOOOOOO      
 様式  . . . . :   OOOOOOOOOO                   ファイル  . :   OOOOOOOOOO          
                                                                                    
 商品コード :   BBBBBBBBBB                                                          
 商品名 :       BBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBB                                            
 単価 :         9,999,999                                                           
 品種コード :   BBBB OOOOOOOOOOOOOO                                                 
                                                                                    

[解説]

フィールドの右端に >>>> を打鍵するとその桁数の分
右寄せすることができる。
フィールドの左端に <<<<< を打鍵するとその桁数の分 左寄せすることができる。 フィールドの先頭に - を打鍵して移動先の位置に = を 入れるとフィールドをジャンプ移動させることができる。 フィールドの先頭に - を打鍵して複製先の位置に == を 入れるとフィールドを複製することができる。 F10キーを押してデータ・ベースのレコードを選択して フィールドを追加することができる。 F1キーを押すとくわしい操作説明を参照することができる。 入出力フィールドは +B や +B(10) のように桁数も指定して 追加することができる。 固定フィールドは文字列を打鍵して引用符で囲めば 固定情報として追加される。 _

2.メニューの設計

CLPメニューでなく正規のGO MENUで呼び出すメニューを
パネル・グループ(*PNLGRP)とメッセージ・ファイル(*MSGF)で
作成することができる。
実行コマンドはメッセージ・ファイル(*MSGF)に保管される。
 
 

3.表示装置ファイルのテスト

プログラムで表示しなくてもSDAで実際の画面表示を
シミレートすることができる便利な機能である。

※ SDA は OS Ver7.6 で廃止されたことになっているが
AutoWebの「Ver7.6 アクチュエータ」というオプションで
復活して使用することができる。