SDAは便利でかなり普及しているので
知らない人も少ないはずだが
まだ初めての方のためにSDAを紹介する。
SDA(=Screen Design Aid:画面設計機能)は
DSPFを対話式で編集するためのツールであり
開発者にとっては大変便利で重宝するツールである。
コマンド入力画面で STRSDAと入力すると
次のSDA初期メニューが表示される。
画面設計機能 (SDA)
次の中から 1 つを選択してください。
1. 画面の設計
2. メニューの設計
3. 表示装置ファイルのテスト
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[解説]
どれもよく使う機能である。
1. 画面の設計
オプション=12を選択すると対話式で表示画面レコードを
編集することができる。
商品登録 モード . . : OOOOOOOOOOOOOO
様式 . . . . : OOOOOOOOOO ファイル . : OOOOOOOOOO
商品コード : BBBBBBBBBB
商品名 : BBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBB
単価 : 9,999,999
品種コード : BBBB OOOOOOOOOOOOOO
[解説]
フィールドの右端に >>>> を打鍵するとその桁数の分
右寄せすることができる。
フィールドの左端に <<<<< を打鍵するとその桁数の分
左寄せすることができる。
フィールドの先頭に - を打鍵して移動先の位置に = を
入れるとフィールドをジャンプ移動させることができる。
フィールドの先頭に - を打鍵して複製先の位置に == を
入れるとフィールドを複製することができる。
F10キーを押してデータ・ベースのレコードを選択して
フィールドを追加することができる。
F1キーを押すとくわしい操作説明を参照することができる。
入出力フィールドは +B や +B(10) のように桁数も指定して
追加することができる。
固定フィールドは文字列を打鍵して引用符で囲めば
固定情報として追加される。
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2.メニューの設計
CLPメニューでなく正規のGO MENUで呼び出すメニューを
パネル・グループ(*PNLGRP)とメッセージ・ファイル(*MSGF)で
作成することができる。
実行コマンドはメッセージ・ファイル(*MSGF)に保管される。
3.表示装置ファイルのテスト
プログラムで表示しなくてもSDAで実際の画面表示を
シミレートすることができる便利な機能である。
※ SDA は OS Ver7.6 で廃止されたことになっているが
AutoWebの「Ver7.6 アクチュエータ」というオプションで
復活して使用することができる。
