er7.6 では今まで *PUBLIC *USE で使用可能であった
様々なコマンドやファイルの機密保護が強化されている。
DSPDEVD も *IOSYSCFG 権限が必要になったのに続いて
NETSTAT (TCP/IP ネットワーク状況の処理)も
*IOSYSCFG権限が必要になった。
これはファイル: QUSRSYS/QATOCIFC の読取りに
*IOSYSCFG 権限が必要になったためで
Ver7.6 では NETSTAT やWRKTCPSTSコマンドも
QSECOFRでしか使用することができなくなった。
つまりIBM i自身のIPアドレスや装置のIPアドレスは
うかつに調べられないように改訂されたのである。
これは通信の脆弱性を防ぐための措置であると
思われる。
■ Ver7.6を実際に見てみませんか?
Ver7.6は繰り返しお伝えしているように
機密保護が想像以上に厳しく強化されている。
Ver7.6の実際の画面をご紹介する機会が
次回の第77回技術ショート・セミナーである。
今回は初日から申込み者が多くVer7.6の変更に対する
興味が非常に多いものと驚いている。
Ver7.6の実際をご覧になるにはこちらから。
