5250エミュレータ

57. PCOMM と ACSとの違い

PCOMMもACSも同じ5250エミュレータであるので結果はどちらも同じはずであるが
PCOMMでは正常に実行できてACSはエラーになって実行できないという
異常現象が発生した。
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PCOMM(=Personal Comminications) は昔のPCOMMはIBM大和研究所が作った日本製の5250エミュレータであったがIBM ACS(=access Communications) は ClientAccessの継承と言い難い。
同じCLPプログラなのにPCOMMでは実行されるがACSではエラーとなってアベンドして
実行されないという現象が発生した。
この異常は以前にも起こっており今回が偶然の発生ではない。

これはPCOMMではエラー監視されているがACSではエラー監視がされていないからであると
推測される。

同時刻で比べてみてこれは驚きで開発中のCLPで変数に誤りが発生していたのは
確かであるが同じエミュレータでPCOMMでは実行できて表示されるのに
ACSではアベンドしてしまうのは理解できない。
ACSは少し不信感が募る。
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ACSを複数セッションが使えないのも問題であるが
ACSを使いたくないというユーザーが増えてきているのも
このあたりに原因があるのかも知れない。