DFU, Query, SQL

32. OPNQRYF でワイルド・カード(%WLDCRD) を使うには?

ワイルド・カード(%WLDCRD) を使うとあいまい検索に使用することができる。

不明な文字には「_(アンダースコア = キー・ボードの「ろ」の文字の位置)を使って

検索ストリングを定義することができる。

例えば「STR__END」とは先頭に 「STR」 の3文字があり、6桁目から「END」の文字列が

続くような文字列のことを意味し、

STR12END, STRABEND, STR99END, ....

などが検索の対象となる。

%WLDCRDQRTSLT および GRPSLT パラメータで使用することができる。

【例1】 ‘FIELD = %WLDCRD(“_AB*)’

最初の1文字はどのような文字であってもよい。

2桁目が「A」かつ3桁目が「B」であるレコードが選択される。

4桁目以降にはどのような文字が続いてもよい。

【例2】 ‘FIELD = %WLDCRD(“ABC_*X)’

開始からの3文字が「ABC」で始まり、その後、どのような文字列が続いてもよいが

最後の桁だけは「X」で終わるレコードだけが選択される。

【例3】 ‘FIELD = %WLDCRD(“A?CD#” “?#”)

「?」は任意の1文字を表し、「#」は複数個の任意の文字を表す。

従って最初の1文字は「A」で始まり、次の1文字は任意で、続いて「CD」があり、

以降はどのような文字列であってもよい。