DFU, Query, SQL

73. DFUの画面を修正するには(2)

以前にも「1.DFUの画面をユーザーでカスタマイズしたい」と題して
DFUの画面の修正方法を紹介したのだが
もう少しくわしく説明する。
_

DFUで作成した画面は修正することができる。
ただし事前にDFUを作成保管するときにDSPFのソースの保管も
併せて保管しなければならない。

(1) DFUの保管のときにDSPFのDDSソースも併せて保管する。

                          DFU プログラム定義の終了                           
                                                                             
 選択項目を入力して,実行キーを押してください。                              
                                                                             
   プログラムの保管 . . . . . . .   Y               Y=YES, N=NO              
   プログラムの実行 . . . . . . .   Y               Y=YES, N=NO              
     選択項目 Y=YES の場合                                                   
       実行のタイプ . . . . . . .   1               1= 変更, 2= 表示        
   プログラムの変更 . . . . . . .   N               Y=YES, N=NO              
   DDS ソースの保管 . . . . . . .   Y               Y=YES, N=NO              
                                                                             
   プログラムの保管 Y=YES の場合                                             
     プログラム . . . . . . . . .   @SHOHIN         名前                     
       ライブラリー . . . . . . .     QTROBJ        名前, *CURLIB, . . .    
     権限 . . . . . . . . . . . .   *CHANGE         名前, *LIBCRTAUT, . . . 
     テキスト . . . . . . . . . .   @SHOHIN                                  
                                                                             
   DDS ソースの保管 Y=YES の場合                                             
     ソース・ファイル . . . . . .   QDSPSRC         名前                     
       ライブラリー . . . . . . .     QTRSRC        名前, *CURLIB, . . .    
     ソース・メンバー . . . . . .   @SHOHIN         名前                     

[解説]

通常のDFUの保管ではDSPFのソースは保管されないので
DDSソース保管を Y に変更してDSPFのDDSソース・ファイルと
ライブラリー名も指定して保管する。

<3>(2) SDAを使って DDSソースの編集を指定する。

コマンド入力画面で STRSDA と打鍵して実行キーを押して
「1. 画面の設計」を選択する。

                                 設計画面                              
                                                                       
選択項目を入力して,実行キーを押してください。                         
                                                                       
  ソース・ファイル . . . . .   QDSPSRC       名前,リストは F4 キー    
                                                                       
    ライブラリー . . . . . .   QTRSRC        名前, *LIBL, *CURLIB     
                                                                       
  メンバー . . . . . . . . .   @SHOHIN       名前,リストは F4 キー    

[解説]

DFU画面と同じ名前のDSPFとして指定します。
_

(3) SDAで修正する画面レコードを選択する

                        表示レコードの処理                                     
                                                                               
 ファイル . . . . :   QDSPSRC                 メンバー  . . . . :   @SHOHIN    
   ライブラリー . :     QTRSRC                ソース仕様タイプ  :   DSPF       
                                                                               
 オプションを入力して,実行キーを押してください。                              
  1= 追加        2= 注記の編集         3= コピー         4= 削除               
  7= 名前の変更  8= キーワードの選択  12= イメージの設計                       
                                                                               
OPT  順序     レコード      タイプ    関連サブファイル   日付       DDS エラー    
                                                                               
12      10    B100000       SFL                         24/04/27               
        20    C100000       SFLCTL    B100000           24/04/27               
        30    ERRMSG        SFLMSG                      24/04/27               
        40    ERRCTL        SFLCTL    ERRMSG            24/04/27               
        50    FKEYS         RECORD                      24/04/27               

[解説]

DFUで生成される画面ファイルはすべてSFLレコードとして生成されている。
たとえ単票レコードの1レコード1画面の形式であっても1レコードだけのSFLとして
生成されるので修正には B100000 という名前の SFLレコードを選択する。

(4) SFLコードの表示

 @SHOHIN                                         モード  . . :   OOOOOOOOOOOOOO 
  様式  . . . . :   BBBBBBBBBB                   ファイル  . :   OOOOOOOOOO     
                                                                                
                                                                           
                                                                             
                                                                              
                                                                           
                                                                                
                                                                                
                                                                                
                                                                                
                                                                                
                                                                                

[解説]

何も見えない非表示のブランク・レコードが表示されるが
これは表示のための標識がセットされていないからである。
フィールドを表示するために F6キーを押す。

(5) 標識 17 をONにセットする

                             作業画面の条件付け                               
                                                                              
 レコード  . :   B100000                                                      
                                                                              
 選択項目を入力して,実行キーを押してください。                               
                                                                              
   標識の活動化 . . . . . . . . . . . . . . . .   Y                    Y=YES  
   ON にする標識  . . . . . . . . . . . . . . .   17                   01-99  
                                                                            
                                                                              
   新しいフィールドと属性を                                                   
     すべて条件付ける標識 . . . . . . . . . . .                               
                                                                              
   フィールドの標識設定値の表示 . . . . . . . .                        名前   
   最下行のすべてのフィールドの削除 . . . . . .                        Y=YES  
   参照データベース・フィールド . . . . . . . .   Y                    Y=YES  
   単一フィールド・モードで表示 . . . . . . . .                        Y=YES  
                                                                              

[解説]

上記のように標識17をONにセットして実行キーを押すと次のように明細画面が
表示される。

(6) 編集画面の表示

 @SHOHIN                                         モード  . . :   OOOOOOOOOOOOOO 
  様式  . . . . :   BBBBBBBBBB                   ファイル  . :   OOOOOOOOOO     
                                                                                
                                                                           
  商品名 :     BBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBB                                         
  単価 :       9999999-                                                         
  品種コード : BBBB                                                             
                                                                                
                                                                                

[解説]

これでSDAでフィールドを編集することができる。
右寄せは >>>>> でみだり寄席は <<<<<<< で移動できるし フィールドの直前に - をつけて = で示す位置にジャンプ移動もできる。 詳細は F1キーを押して参照のこと。

(7) SDA作業の保管

                                 SDA 作業画面の終了       
                                                          
  次の1つを選択してください。                            
                                                          
     1. 最後の実行キー以降の作業を保管して作業画面を終了  
     2. 作業画面で行なった作業を保管せずに終了            
     3. 作業画面セッションの再開                          
                                                  
                                                          
  選択項目                                                
     1                                                    

[解説]

オプション=1 で作業を保管する

(8) SDA は再作成せずにソースだけを保管する

                      DDS ソースの保管-表示装置ファイルの作成                
                                                                              
 選択項目を入力して,実行キーを押してください。                               
                                                                              
   DDS ソースの保管  . . . . . . . . . . .   Y             Y=YES              
     ソース・ファイル  . . . . . . . . . .   QDSPSRC       リストは F4 キー   
       ライブラリー  . . . . . . . . . . .   QTRSRC        名前, *LIBL ...   
     メンバー  . . . . . . . . . . . . . .   @SHOHIN       リストは F4 キー   
     テキスト  . . . . . . . . . . . . . .   @SHOHIN                          
                                                                              
                                                                              
   表示装置ファイル作成  . . . . . . . . .   N             Y=YES              
     パラメーターのプロンプト  . . . . . .                 Y=YES              
     表示装置ファイル  . . . . . . . . . .   @SHOHIN       リストは F4 キー   
       ライブラリー  . . . . . . . . . . .   QTROBJ        名前, *CURLIB     
     既存のファイルの置き換え  . . . . . .                 Y=YES              
                                                                              
   作成ジョブのバッチへの投入  . . . . . .   N             Y=YES              
                                                                              
   追加の保管または作成                                                       
     オプションの指定  . . . . . . . . . .                 Y=YES              
                                                                              
F3= 終了    F4= プロンプト    F12= 取り消し                                   
 ファイル  @SHOHIN はすでに存在しているが,そのタイプは DFU である。          

[解説]

DDSソースの保管は Y で保管するがその他のオプションは N として
再コンパイルは行わないこと。

(9) CRTDFUDSPF でDSPFを再作成する

                   DFU 表示装置ファイルの作成  (CRTDFUDSPF)                    
                                                                               
 選択項目を入力して,実行キーを押してください。                                
                                                                               
 表示装置ファイル  . . . . . . .   @SHOHIN        名前                         
   ライブラリー  . . . . . . . .     QTROBJB      名前 , *CURLIB               
 ソース・ファイル  . . . . . . .   QDSPSRC        名前                         
   ライブラリー  . . . . . . . .     QTRSRC       名前 , *LIBL, *CURLIB        
 ソース・メンバー  . . . . . . .   *FILE          名前 , *FILE                 
 権限  . . . . . . . . . . . . .   *CHANGE        名前 , *CHANGE, *ALL, *USE...
 置き換え  . . . . . . . . . . .   *YES          *YES, *NO                     
 ソース・リストの印刷  . . . . .   *NO           *NO, *YES                     
 テキスト ' 記述 ' . . . . . . .   *SRCMBRTXT                                  
                                                                               
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[解説]

DFU用のDSPFの再コンパイルには CRTDFUDSPF という専用の再作成用のコマンドが
提供されているので必ずむこれを使う必要がある。
これはDSPFのオブジェクト・タイフにDFUと刻むためのものと思われる。

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