C400

131. 標準出力をクリヤーするには? (1)

標準出力は QCMDの画面と同じようにメッセージが残っていく画面であり
 エンド・ユーザーにログとしてステータスを見せるのにとてもわかりやすくなる。

[標準出力の例]


  ** TESTTCLR: 標準出力のクリヤー ** 
>                                    
   実行キーを押すと画面を消去します。

しかしあるプログラムが標準出力を開始するのに以前の標準出力が
残っていたのでは以前のジョブと混同してかえってわかりにくく
なってしまう。
このようなときに新しく始める場合は今までの標準出力のログを
消去したほうがよい。
 ここに紹介するのはその標準出力のログを消去する方法である。

API関数: QsnClrScl が標準出力をクリヤーする関数として用意されている。

[サンプル : TESTCLR ]

0001.00 #include                                                                 
0002.00 #include                                                                
0003.00 #include                                                                
0004.00 #include                                                        
0005.00                                                                                   
0006.00 #define TRUE         0                                                            
0007.00 #define FALSE       -1                                                            
0008.00                                                                                   
0009.00 void main(void){                                                                  
0010.00                                                                                   
0011.00    printf("** TESTTCLR: 標準出力のクリヤー **n");                                
0012.00    getchar();                                                                     
0013.00                                                                                   
0014.00    printf(" 実行キーを押すと画面を消去します。 n");                              
0015.00    getchar();                                                                     
0016.00                                                                                   
0017.00    QsnClrScl(_C_Get_Ssn_Handle(), '0', NULL); /* 標準出力をここでクリヤーする */  
0018.00                                                                                   
0019.00    printf(" 画面が消去されました。 n");                                          
0020.00    getchar();                                                                     
0021.00 }