Web開発の実習

EnterpriseServer の導入のクイック・ガイド

この「 System i におけるWeb開発の手引き」を CD-ROM で提供を受けている場合はEnterpriseServer
14日間限定の試供版 も同梱されています。
CD-ROM の表面の指示に従って AutoRun.exe を起動して PC側 System i 側 の両方にモジュールを
導入してください。

● System i 側の設定

QSECOFR でサイン・オンして

EDTOBJAUT QUSRTEMP *LIB[実行キー]

によって*PUBLIC のオブジェクト権限を *EXCLUDEから *ALLに変更します。

                                オブジェクト権限編集                             
                                                                                 
    オブジェクト . . . . :   QUSRTEMP        所有者 . . . . . . . :   QSYS       
      ライブラリー . . . :     QSYS          1次グループ . . . . :   *NONE      
    オブジェクト・タイプ :   *LIB             ASP 装置  . . . . . :   *SYSBAS    
                                                                                 
    現行権限に対する変更を入力するには,実行キーを押してください。               
                                                                                 
      権限リストによって保護されたオブジェクト  . . . . . . . . . .   *NONE      
                                                                                 
                            オブジェクト                                             
     ユーザー    グループ    権限                                                
    QSYS                    *ALL                                                 
    *PUBLIC                 *ALL                                                 

次に

ADDLIBLE ASNET.COM[実行キー]

によってライブラリー ASNET.COM をライブラリー・リストに追加します。 さらに

GO MENU[実行キー]

を行うと次のメニューが表示されます。

   MENU                    Enterprise サーバー メニュー                          
                                                            システム :   S103NG3M 
   次の中から1つを選んでください。                                               
                                                                                  
        1. ライセンス・メニュー            
        2. サーバー管理メニュー            
        3. WEB 開発メニュー                
        4. WEB 移行メニュー                
        5. AUTOWEB メニュー                
                                           
        7. 機密保護メニュー                
                                           
     ☆追加モジュール導入管理              
       10. 導入済み追加モジュールの表示    
       11. 追加モジュールの導入            
       12. 追加モジュールの削除            
       13. IFS 管理メニュー                
                                           
   選択項目またはコマンド  
   ===>                                                                           

ここでオプション 11 を選択してください。次のような画面が表示されます。

                               追加モジュールの導入                              
                                                             システム :  S103NG3M
   オプションを入力して実行キーを押してください。                                
     1= 導入                                                                     
                                                                                 
                         導入の                                                  
   OPT    モジュール      状況      記述                                         
          ASNETUSR       V4R4M0    /AS400-NET.USR                                
          CGIBIN         V4R4M0    cgi-bin : user CGI Library                    
          PERL.COM       V4R4M0    Perl 5 Distribution Library for V4R4M0 -      
          QATMHSTOUT     V4R4M0    /QATMHSTOUT                                   
          TOMCAT412      V5R2M0    /jakarta-tomcat-4.1.12                        

「導入の状況」にOS/400のリリースが表示されているのは、既に導入済みであることを表していますが、
最初に導入したばかりであれば、この欄は 空白 になっているはずです。 少なくともモジュールでは

  • ASNETUSR
  • CGIBIN
  • QATMHSTOUT

を導入する必要があります。

この3つのモジュールのうち CGIBIN はライブラリー CGIBIN が復元されて導入されますが他は IFS
復元
されます。 追加モジュールはひとつずつ導入してください。
追加モジュールの導入が完了すれば、「2. サーバー管理メニュー」 を選択してください。
次のような画面が表示されます。

   SERVER                      サーバー管理メニュー                               
                                                            システム :   S103NG3M 
   次の中から1つを選んでください。                                               
                                                                                  
      サーバーの開始と終了                                                         
         1. ENTERPRISE サーバーの開始               STRENTSVR                      
         2.   HOST サーバー開始 (HOST_SVR)           STRHSTSVR                     
         3.   HTTP サーバー開始 (ALASKA)             STRHTPSVR                     
                                                                                   
         5. ENTERPRISE サーバーの終了               ENDENTSVR                      
         6.   HOST サーバー終了 (HOST_SVR)           ENDHSTSVR                     
         7.   HTTP サーバー終了 (ALASKA)             ENDHTPSVR                     
                                                                                   
      活動状況                                                                     
         9. ENTERPRISE サーバー活動ジョブの表示     WRKNETJOB/WRKCGIJOB            
        10. QNETJOBLOG の表示                       ASNET.USR/QNETJOBLOG           
        11. ログの消去                              CLRLOG                         
                                                                          続く ... 
    選択項目またはコマンド                                                         
   ===>                                                                           

「1. Enterprise サーバーの開始」を選択して次の画面によってサーバーを開始してください。

                         ENTERPRISE SERVER 開始  (STRENTSVR)                
                                                                            
    選択項目を入力して,実行キーを押してください。                          
                                                                            
    TCP/IP:                                                                        
      HOST サーバー開始  . . . . . .   *NO           *YES, *NO                     
       待機 PORT . . . . . . . . . .   3008           文字値                       
      HTTP サーバー開始  . . . . . .   *YES          *YES, *NO                     
       待機 PORT . . . . . . . . . .   3009           文字値                       
      JAKARTA-TOMCAT サーバー開始      *NO           *YES, *NO                     
       待機 PORT . . . . . . . . . .   8008           文字値                       
    SBMJOB スケジュール :                                                          
       開始日  . . . . . . . . . . .   *CURRENT      *CURRENT, *WEEKLY, *ALL       
       開始時刻  . . . . . . . . . .   090000        000000-235959                 
     ユーザー  . . . . . . . . . . .   QPGMR          文字値 , *CURRENT            

これは 今回限りの開始 です。 実行キー を押してメニューに戻れば、メニューが表示された状態で
F5キー を押してください。 STRENTSVR によってサブ・システム ENTPRSSVR が開始されます。
サブシステム ENTPRSSVR の配下では次のように 「Alaska」が起動されます。
AlaskaEnterpriseServer が提供するHTTPサーバーであり、PORTの明示的な指定がない場合は、
PORT= 3009 で起動されています。
ENTPRSSVR の準備ができるまではしばらく時間がかかる場合があります。

                                  活動ジョブの処理                        S652DAEC 
                                                                10/06/22  11:42:14 
    CPU %:     3.3     経過時間 :   00:16:20     活動ジョブ数 :   165              
                                                                                   
    オプションを入力して,実行キーを押してください。                               
      2= 変更   3= 保留     4= 終了   5= 処理   6= 解放   7=xョネーニ゙ の表示          
      8=ヌポーモ、ホヲbモ の処理   13= 切断 ...                                           
                         現行                                                      
    OPT  ナボニヌmw/ニ゙ュボ  マーナ゙ー       jbポ  CPU %   機能            状況             
         ENTPRSSVR      QSYS        SBS      .0                   DEQW             
           ALASKA       QTMHHTTP    BCH      .2  PGM-ALASKA_V5    TIMW             
           AURORA_EGN   QTMHHTTP    BCI      .2  PGM-AURORA_EGN   TIMW             
           AURORA_EGN   QTMHHTTP    BCI      .0  PGM-AURORA_EGN   TIMW             
           AURORA_EGN   QTMHHTTP    BCI      .5  PGM-AURORA_EGN   TIMW             
           AURORA_EGN   QTMHHTTP    BCI      .5  PGM-AURORA_EGN   TIMW             
           AURORA_EGN   QTMHHTTP    BCI      .2  PGM-AURORA_EGN   TIMW             
           AURORA_EGN   QTMHHTTP    BCI      .9  PGM-AURORA_EGN   TIMW             
                                                                                   
                                                                           終わり  
    パラメーターまたはコマンド                                                     
   ===>