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71. DDSパラメータのHTMLキー・ワードとは?

DDSの表示装置パラメータをIBMマニュアルで詳細に調べていくとHTMLキー・ワードがあることに気づく。
ということは5250グリーン画面で GIF ファイルなどの画像を埋め込むことができるのであろうか?
残念ながらできない。マニュアルをよく読むと5250ワークステーション・ゲートウェイのときにのみ
有効であると記載されている。

「5250ワークステーション・ゲートウェイ」とは「WSG」のことである。
つまり 5250ストリームを動的にHTMLに変換する機能(WSG)である。
WSGは残念ながらV5R1M0 を最後に廃止されてしまってHost on Demand などの他の
WebFacingツールに取って代わられている。
WSG が廃止されて有償ソフトになったのも残念であるがPCOMM や CA/400がブラウザ機能
を持つだけで 5250グリーン画面上に画像ファイルを貼り付けることができるのに、
もったいない話である。

IE やネットスケープに代表されるようにブラウザの開発は難しいように思えるが Visuac C++ などでは
HTMLのブラウザは結構、あっと言う間にカンタンにできてしまう。
それ故、PCOMM や CA/400のエミュレータにブラウザ機能を付加してもおかしくはない。
恐らく1日くらいの工数で十分、機能追加が可能である。
逆にPCOMM のエミュレーター部分が完全なActiveX であったとしたらユーザーでも休日を少し割けば
画像つきのエミュレータが出来上がるはずである。