HTTPサーバーとWeb開発

10. HTML とは?

HTMLとは、(Hyper Text Markup Language)の略で、文書の構造や装飾・ハイパーリンク*などの要素を定義し、イメージを貼り込んだハイパーテキスト*を作成する為のマークアップ言語*の1つであり、WEBページを記述する為の言語である。

HTMLの構造は、必ず開始タグで始まり、終了タグ終わり、開始と終了、対になるルールをもっている。HTML文書の開始終了タグ(開始タグ、終了タグ)、その間に挟まれる形で、文章の中身を指定する開始、終了タグ(開始タグ、終了タグ)、このBODYタグの間に、ブラウザで表示させる文書の中身を記述し、画像の指定やハイパーリンクの指定などを行う。

このHTMLのタグに従って、WEBブラウザソフトがHTMLタグの記述行に関係なく自動的にレイアウトし、文字や画像を表示する。
代表的なWebブラウザソフトには、Netscape NavigatorやMicrosoft Internet Explorerがある。
WEBブラウザの種類によって、読み込まれるタグと読み込まれないタグが決まっており、汎用性のあるWEBページを作ろうとなると、各ブラウザで共通して読み込まれるタグを使ってのWEBページの作成を心がける必要がある。

【 タグ記述例 】
<HTML>
<HEAD>・・・この文章に関する情報・・・
<TITILE>この文章のタイトル</TITLE>
</HEAD>
<BODY>
・・・この文章の内容部分・・・
</BODY>
</HTML>
【 脚注 】

ハイパーリンク

・・・

文書内に埋め込まれた、他の文書や画像などの位置の情報

ハイパーテキスト

・・・

ハイパーリンクを使って、複数の文書や画像などを表示させることのできる
テキスト文章のこと

マークアップ言語

・・・

文字列の属性(太字・イタリック・文字の色など)や、ハイパーリンク情報などを、
あらかじめコマンドとして定義し、文章中に記述する方式