「CGIを使わないデータ・ベース更新」として紹介している記事で
取り上げているコマンドは
(　http://www.officequattro.com/jpn/technet/contents/tnet_19.html　)

　CPYTOXML　　　と　　CPYFRMXML

です。このうちの　CPYFRMXL　(　XMLからデータ・ベースへのコピー)　が
求めておられる機能となっているはずです。

また、「他のファイルへの変換」として紹介されている、

　(　http://www.officequattro.com/jpn/technet/contents/tnet_12.html　)

のも　CPYTOCSV(　CSVへの変換),　CPYTOXML　(　XML　への変換)　や
CPYTOXML　(　EXCELへの変換)　です。

また　RPG　で　Excelのセル値や背景色などもを読み書きできる　POI　としいう
ツール　(　http://www.officequattro.com/jpn/technet/contents/tnet_22.html　)

もありますが、いずれもEnterpriseServer　や　Spoolライターなどの製品の
機能の一部として提供されます。
高度な機能を簡単に使えるように提供されているのですから
無料というわけには行きません。

なお　CPYFRMXML　コマンドが　OS7.1　で使えるとは聞いたことはありません。
XML　は　Parse　処理としての解析が必要なので　ILE-RPG　で　XML-Parse　の組み込み関数は
用意されていますが莫大なワーク・エリアを必要とし、またパフォーマンスが悪く
実用レベルの機能ではありません。

IBM　の　System　i　開発グループが　XML　の本質を良く理解していないようで
同じような誤解が米国でも珍しくありません。
XML　は実はRPG開発者にとって扱いやすいはずなのですが良く本質が理解されていないので
莫大な処理となってしまっています。

あの　Sccot　Klement　という有名な　SE　はなんと　自分で　RPG　で　XMLパーサーを
作ったのですが単に一般的な　C言語によるXMLパーサーを　RPG　で書いただけなので
莫大なXMPパーサーとなってしまいました。

おかげで自分自身も使わないXMLパーサーだけが残ってしまいました。