GUI化するとSFL(=サブ・ファイル)もスクロール・バーになるのでは? と
いう質問が依然は多かったのですがロール・アップしていないのであれば
スクロール・バーとしては表示されませんと答えていました。
しかし最近のIT変化を見ているとロール・アップしていなくても
スクロール・バーの操作によってスクロールする必要性が出てきました。
特にモバイル端末の普及によってスクロール・バーをスワイプするだけで
スクロールして欲しいという要求が多くなりました。
そこでスクロール・バー2.0という新しいスクロール・バー機能を
ご紹介致します。
■ スクロール・バー2.0の例
[解説]
このスクロール・バーは初めからスクロール・バーとして表示されていて
スクロール・バーをスワイプするだけでデータが追加されるものです。
つまり今までのROLUPボタンを押す代わりにスクロール・バーをスクロールするだけで
ROLLUPを行うことができるようになります。
■ スクロール・バー2.0のDDSソース
スクロール・バー2.0を実装するためのDDSソースはとても簡単です。
DSPFのDDSソースでSFLCTLのテキストに *SCRBAR と記述しておくだけです。
A R SFCTL01 SFLCTL(SFREC01) A SFLSIZ(0016) A SFLPAG(0015) A TEXT(' SFLコントロール *SCRBAR')
■ 元のSFLレコード表示
元のSFLレコード表示画面も通常のSFL表示と何ら変わるところはありません。
■ まとめ
スクロール・バー2.0はSFLCTLレコードのTEXTに *SCRBAR と入れるだけの簡単な仕組みです。
見てきたようにAutoWebのGUI化はとにかく簡単です。
海外輸入製品のようにデザイン・ワーク・スペースを使ってJavaScritを組み込んだりする必要は
全くありません。
明日からでも使える今からでも使えるのがAutoWebなのです。
他社製品をお使いのお客さまもAutoWebに替えてはいかがでしょうか?