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62. 検索エンジンの効果的な使い方

毎日のようにGoogleなどの検索エンジンを使っているはずであるが
意外と検索エンジンの効率的な使い方を知らない人が多い。

今日のWebサイトでは最新鋭の技術や特にメーカーの仕様が
公開されているのでそれらを効率よく適宜検索することが
できなかったり検索が遅いと競争力が低下するのは
必然である。
 
弊社でも最新の仕様はIBMだけでなくMicrosoftやLINEの
公開仕様までを検索して調べることは珍しくはない。
最新の技術仕様がどのサイトでも公開されているので
仕様を入手して通信など新製品の開発に役立てている。

もはやインターネットは技術の宝庫であって
無料で得られる知識の宝島でもある。
それでは業務で不明な点が出てきたり先人のノウハウを
享受してもらうために検索の方法を紹介しよう。

■ 基本はすべてGoogleから

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 多くの検索エンジンが公開されているがほとんどは実は
Googleの検索結果を取得してそれをあたかも自分の検索結果のように
表示している検索サイトがほとんどで中にはタチの悪いサイトは
どんどん自分の検索サイトに引きずり込むようにできているサイトも
あって引きずり込まれないように早めに脱出することが
必要である。
 検索エンジンの出所はほとんどGoogleからであるので
Googleを検索エンドンとして初めから使用していれば
ほぼ間違いない。

■ 検索項目は大から小へ

若い人やWebデザイナーは概ね検索エンジンの使い方が下手である。
検索項目は複数入力することが可能であるがこのとき
大–>中–>小 の順を意識して項目を指定すると
効率のよい目的の結果を素早く得ることができる。
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単にランダムに項目を入力するだけでは目的の結果を得ることはできない。

■ サイト内検索をうまく利用する

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Googleの検索はすべてのサイトの隅々までを網羅しているわけではない。
例えば目的とするターゲットがIBM社内のものとわかっているのであれば
Googleで検索するよりはIBMのホーム・ページに入ってその中で
IBM社内の「サイト内検索」で検索すると目的の項目にたどり着きやすい。
それぞれの会社のホームロページの中にサイト内検索があるのは
このような目的のためである。
サイト内検索の意味をよく理解しておけば効率のよい検索を行いことができる。

■ 検索エンジンがAIであることを利用する

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Googleはずいぶん前から検索にはAIが組み込まれている。
従って「○○を○○する方法が知りたい」などのように日本語文章を
そのまま入力して検索すると検索エンジンのAIが文章を解析して
それに見合った結果を抽出していくれる。

最近では堂々とAIの利用を明示的に公開しているようであるが
従前からGoogleにもAIが組み込まれている。

■ Google API

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Googleには数多くの優秀な技術者が従事しており技術力も
これ以上のないトップクラスである。
Google APIの公開も充実しているので他の検索エンジンを模索するよりは
世界一優秀な技術を享受したほうが間違いはない。

■ Googleのロゴ

毎日、Googleのロゴ画面が変わって表示されているのは
既にご存知であると思うがこれはサン・フランシスコに住む中国人のおばさんデザイナーが
Googleとの契約の元に毎日新しいデザインを考えているという噂である。