SpoolライターVer5.0

57. 印刷のダイナミック・レイアウト

AutoWebがいろいろな画面サイズに応じて最適なフォント・サイズを
選択して表示する手法をダイナミック・レイアウトであると
紹介しました。
ダイナミック・レイアウトによってどのような画面でも
画面いっぱいに最適化されて表示されます。

同じようにSpoolライターVer5.0でもダイナミック・レイアウト

による印刷が行われています。
RPGで印刷ファイルQPRINTは132桁であると宣言していても
実際は80桁までしか印刷していないという印刷適用業務は
めずらしくありません。
このような場合132桁のサイズとして印刷すると右欄に
大きな余白が残ってしまいます。
用紙サイズ132桁としてPDF化したのでは右側に大きな余白のある
PDFができてしまいます。

このような問題を避けるためにSpoolライターVer5.0では
ダイナミック・レイアウトという手法によって

 用紙サイズいっぱいに最適化されて印刷

されるようになっています。
これはスプールを一旦、最後のページまで読んで右端の桁位置を
調べておいてからその位置を最大としてフォント・サイズを
決定するのです。
面倒なように見えますがこのダイナミック・レイアウト印刷によって

 どのような用紙サイズにも最適化されて印刷することができます。

IBM iの132桁印刷はほぼA3用紙横に近いのですが実際は
13インチであるためA3ではありません。
これを正しくA3用紙に印刷したり複合機への出力として
A4用紙に印刷したい場合でも最適化されて用紙サイズいっぱいに
展開されて印刷されるので結果として出力はとても
見やすいものとなります。

しかし毎月出力する報告書が月によってフォント・サイズが
異なってしまうのを嫌がるお客さまのために
フォント・サイズを固定にして印刷することもできます。
これはPDF化も同じことができます。

SpoolライターVer5.0はこのように地味ではありますが
単純なPDF化や印刷ではなく
お客さまの使い勝手が良くなるように基礎的な部分でも
十分な配慮がされています。
実際に運用してみれば自然に問題ないと感じて頂けるように
ベースの部分がしっかりと構成されているのも
SpoolライターVer5.0の利点です。

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