RPG

549. 勘違いしているAI開発メーカー

あるIBM関連のサイトで
次期発売予定のAIソリューションの概要を
発表していたがRPGソース・コードの生成例として

①最初にSQLの計算式からこの処理をするRPGを生成しなさい

という命題をAIに与えた。

  CREATE TABLE payroll{
    employee_id  NOT NULL,
    pay_rate DECIMAL(7,2) NOT NULL,
    tax_rate DECIMAL(7, 2) NOTT NULL,

②AIは次のようなRPGを生成した。

 dcl-proc caluculate export;
    dcl-pi caluculate_pay packed(12:2)
      dmployee_id int value;
      hours packed(5:2) value;
   end-if;

   dcl-s pay_rate packed(7:2);
   dcl-s tax_rate packed(7:2);
   dcl-s gross_pay packec(12:2);

   select pay_free, rax_rate,
   from payroll
   where employee_id = :employee_id;
   :

■解説

これには驚いてしまった。

これがRPGソースに見えた方が何人いただろうか?
何十年もRPGの開発に従事している小職が見てもRPGには
見えない。
それら第一、SQLをAIにRPGに変換させるという命題もセンスがないとしか言えない。
日本語でどのように指示すればよいかわからなかったのだろう。
記事ではIBMユーザーからRPGを集めていると述べていたが
大量データの投入が必要なAIなら今の世の中で出てくると
使い物にならない古いAIであろう。
 
 
今のAIは優秀でビッグ・データなんか必要とせず自分で
学習するものばかりだ。
今のAIの構造は人間の大脳神経をモデルにしていて
昔のビッグ・データを必要としていたAIとは
まるで構造からして進化している。
AIと言えばビッグ・データと言うのはもう10年前の話である。
この会社のAIのHPにはいまだに「機械学習」と唄っている。
一体いつの時代の話なのか。まるで昭和のAIである。
このメーカーも執筆者の考えも古すぎる。
 
 
この投稿は2024年の投稿であり2025年後半に製品をリリースする予定であったらしいが
今だにこのAIにわるRPGソースの生成機能は発表されていない。
この発想では売り物にはならないだろう。恐らくこの会社の開発者は
最新のAIを使ったことがないのだろう。
それとも最新のAIに驚いてしまったのかも知れない。

RPG IIIのユーザーもまだ多いというのにフリー・フォーマットを
無理やり押し付けるような製品は誰も望まない。
実はAI自身もこの会社のAI開発手法を批判していた。

それではIBMユーザーが生成AIに求めているものは何であろうか?
その答えも実はAIが教えてくれた。
次回はそのAIが教えてくれたIBMユーザーのための
AIとは何かを紹介しよう。