以前にも「1.DFUの画面をユーザーでカスタマイズしたい」と題して
DFUの画面の修正方法を紹介したのだが
もう少しくわしく説明する。
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DFUで作成した画面は修正することができる。
ただし事前にDFUを作成保管するときにDSPFのソースの保管も
併せて保管しなければならない。
(1) DFUの保管のときにDSPFのDDSソースも併せて保管する。
DFU プログラム定義の終了
選択項目を入力して,実行キーを押してください。
プログラムの保管 . . . . . . . Y Y=YES, N=NO
プログラムの実行 . . . . . . . Y Y=YES, N=NO
選択項目 Y=YES の場合
実行のタイプ . . . . . . . 1 1= 変更, 2= 表示
プログラムの変更 . . . . . . . N Y=YES, N=NO
DDS ソースの保管 . . . . . . . Y Y=YES, N=NO
プログラムの保管 Y=YES の場合
プログラム . . . . . . . . . @SHOHIN 名前
ライブラリー . . . . . . . QTROBJ 名前, *CURLIB, . . .
権限 . . . . . . . . . . . . *CHANGE 名前, *LIBCRTAUT, . . .
テキスト . . . . . . . . . . @SHOHIN
DDS ソースの保管 Y=YES の場合
ソース・ファイル . . . . . . QDSPSRC 名前
ライブラリー . . . . . . . QTRSRC 名前, *CURLIB, . . .
ソース・メンバー . . . . . . @SHOHIN 名前
[解説]
通常のDFUの保管ではDSPFのソースは保管されないので
DDSソース保管を Y に変更してDSPFのDDSソース・ファイルと
ライブラリー名も指定して保管する。
<3>(2) SDAを使って DDSソースの編集を指定する。
コマンド入力画面で STRSDA と打鍵して実行キーを押して
「1. 画面の設計」を選択する。
設計画面
選択項目を入力して,実行キーを押してください。
ソース・ファイル . . . . . QDSPSRC 名前,リストは F4 キー
ライブラリー . . . . . . QTRSRC 名前, *LIBL, *CURLIB
メンバー . . . . . . . . . @SHOHIN 名前,リストは F4 キー
[解説]
DFU画面と同じ名前のDSPFとして指定します。
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(3) SDAで修正する画面レコードを選択する
表示レコードの処理
ファイル . . . . : QDSPSRC メンバー . . . . : @SHOHIN
ライブラリー . : QTRSRC ソース仕様タイプ : DSPF
オプションを入力して,実行キーを押してください。
1= 追加 2= 注記の編集 3= コピー 4= 削除
7= 名前の変更 8= キーワードの選択 12= イメージの設計
OPT 順序 レコード タイプ 関連サブファイル 日付 DDS エラー
12 10 B100000 SFL 24/04/27
20 C100000 SFLCTL B100000 24/04/27
30 ERRMSG SFLMSG 24/04/27
40 ERRCTL SFLCTL ERRMSG 24/04/27
50 FKEYS RECORD 24/04/27
[解説]
DFUで生成される画面ファイルはすべてSFLレコードとして生成されている。
たとえ単票レコードの1レコード1画面の形式であっても1レコードだけのSFLとして
生成されるので修正には B100000 という名前の SFLレコードを選択する。
(4) SFLコードの表示
@SHOHIN モード . . : OOOOOOOOOOOOOO
様式 . . . . : BBBBBBBBBB ファイル . : OOOOOOOOOO
[解説]
何も見えない非表示のブランク・レコードが表示されるが
これは表示のための標識がセットされていないからである。
フィールドを表示するために F6キーを押す。
(5) 標識 17 をONにセットする
作業画面の条件付け
レコード . : B100000
選択項目を入力して,実行キーを押してください。
標識の活動化 . . . . . . . . . . . . . . . . Y Y=YES
ON にする標識 . . . . . . . . . . . . . . . 17 01-99
新しいフィールドと属性を
すべて条件付ける標識 . . . . . . . . . . .
フィールドの標識設定値の表示 . . . . . . . . 名前
最下行のすべてのフィールドの削除 . . . . . . Y=YES
参照データベース・フィールド . . . . . . . . Y Y=YES
単一フィールド・モードで表示 . . . . . . . . Y=YES
[解説]
上記のように標識17をONにセットして実行キーを押すと次のように明細画面が
表示される。
(6) 編集画面の表示
@SHOHIN モード . . : OOOOOOOOOOOOOO
様式 . . . . : BBBBBBBBBB ファイル . : OOOOOOOOOO
商品名 : BBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBB
単価 : 9999999-
品種コード : BBBB
[解説]
これでSDAでフィールドを編集することができる。
右寄せは >>>>> でみだり寄席は <<<<<<< で移動できるし
フィールドの直前に - をつけて = で示す位置にジャンプ移動もできる。
詳細は F1キーを押して参照のこと。
(7) SDA作業の保管
SDA 作業画面の終了
次の1つを選択してください。
1. 最後の実行キー以降の作業を保管して作業画面を終了
2. 作業画面で行なった作業を保管せずに終了
3. 作業画面セッションの再開
選択項目
1
[解説]
オプション=1 で作業を保管する
(8) SDA は再作成せずにソースだけを保管する
DDS ソースの保管-表示装置ファイルの作成
選択項目を入力して,実行キーを押してください。
DDS ソースの保管 . . . . . . . . . . . Y Y=YES
ソース・ファイル . . . . . . . . . . QDSPSRC リストは F4 キー
ライブラリー . . . . . . . . . . . QTRSRC 名前, *LIBL ...
メンバー . . . . . . . . . . . . . . @SHOHIN リストは F4 キー
テキスト . . . . . . . . . . . . . . @SHOHIN
表示装置ファイル作成 . . . . . . . . . N Y=YES
パラメーターのプロンプト . . . . . . Y=YES
表示装置ファイル . . . . . . . . . . @SHOHIN リストは F4 キー
ライブラリー . . . . . . . . . . . QTROBJ 名前, *CURLIB
既存のファイルの置き換え . . . . . . Y=YES
作成ジョブのバッチへの投入 . . . . . . N Y=YES
追加の保管または作成
オプションの指定 . . . . . . . . . . Y=YES
F3= 終了 F4= プロンプト F12= 取り消し
ファイル @SHOHIN はすでに存在しているが,そのタイプは DFU である。
[解説]
DDSソースの保管は Y で保管するがその他のオプションは N として
再コンパイルは行わないこと。
(9) CRTDFUDSPF でDSPFを再作成する
DFU 表示装置ファイルの作成 (CRTDFUDSPF)
選択項目を入力して,実行キーを押してください。
表示装置ファイル . . . . . . . @SHOHIN 名前
ライブラリー . . . . . . . . QTROBJB 名前 , *CURLIB
ソース・ファイル . . . . . . . QDSPSRC 名前
ライブラリー . . . . . . . . QTRSRC 名前 , *LIBL, *CURLIB
ソース・メンバー . . . . . . . *FILE 名前 , *FILE
権限 . . . . . . . . . . . . . *CHANGE 名前 , *CHANGE, *ALL, *USE...
置き換え . . . . . . . . . . . *YES *YES, *NO
ソース・リストの印刷 . . . . . *NO *NO, *YES
テキスト ' 記述 ' . . . . . . . *SRCMBRTXT
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–
[解説]
DFU用のDSPFの再コンパイルには CRTDFUDSPF という専用の再作成用のコマンドが
提供されているので必ずむこれを使う必要がある。
これはDSPFのオブジェクト・タイフにDFUと刻むためのものと思われる。
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