弊社のPower9をLPAR分割して
IBM i Ver7.5と共存という形でAIX 7.3を
導入しました。
複数のIBM iのLPAR共存には必要ありませんが
AIXとの共存にはHMCというコンソールが
必要になり効果なものなので中古で購入しました。
■ AIX が必要になったのはAI開発が目的
AI開発はIBM iのPASE環境でのPythonの利用が
多くなりPASE環境が100%ではないものの
AIX互換ということでオープン・ソースの利用が
多くなりました。
しかしPASE環境ではAIX互換というオープン・ソースも
実行できないことが多くAIXでのコンパイルが
必要になる場面も増えてきました。
そこで実際のAIXを導入してみようということになりました。
■ AIXを導入してみて<わかったこと
気づいたことはAIXで開発したプログラムも
PASE環境に移行できるということです。
導入したAIX Ver7.3でコンパイルして作成したオブジェクトは
IBM i Ver7.6でしか使えないことがわかり
AIX Ver7.2へのリリース・ダウンも検討しています。
またAIX Ver6.1であれば現在開発中のIBM i Ver7.1 PASE環境と
互換であることがわかったので現在AIX Ver6.1を海外で見つけて
発注しました。社内のLPARも、もうひとつ増やす予定で
追加のHDDを特約店に依頼しています。
■ AIXにLLMを導入してAI稼働に成功
AIX導入したあくる日にはローカルLLMとしてLLAMAを
導入してAIの稼働に成功しました。
既にオフィスクアトロのAIX上でAIが走っています。
AIXの導入の翌日にはAIが走る時代になったのです。
■ AIXでさらにIBM iを拡張発展
AIX Ver6.1が入手できれば現在のPower9にさらにメモリーと
ハード・デスクを追加してPower9を3分割にして
Ver6.1を導入する計画です。
そうすれば将来のためのAIX Ver7.3に加えて
現在のIBM i Ver7.1用としてのオブジェクトをAIX Ver6.1
によって開発できるという体制が整うわけです。
■ IBM iのオープン・ソース開発
このようにオープン・ソースの時代にあっては
AIXでの開発の可能性も浮上してきました。
PythonはAIXでもIBM iでも動作するので
AIXでPythonで開発したオブジェクトをIBM iで
実行するというシナリオも生まれるわけです。
AIX上であれば最新のオープンソースも試すことが
できます。
事実、for AIXとしてリリースされているはずの
LLMはAIX上ではエラーが発生して動作させることが
できませんでしたが gccなどでオープン・ソースを
再コンパイルすると動作できるようになりました。
これで最新のオープン・ソースを移植する環境が整って後は
AIX Ver6.1が入手できればIBM i 7.1のPASE環境への
100%互換で移植可能なオープン環境が整うわけです。
今後のオフィスクアトロの開発にぜひご注目ください。
