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558. 黒い画面の正体は AS/400

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いつまでこんな不明のを使っているの?
という面白いYouTube動画があったので紹介する。

自動車製造業に入社した新入社員が黒い画面を
見て驚いたという話なのであるが
話のストーリーはビジネスで使うには堅牢なAS/400が
最適であるという話というオチであるが
登場してきた画面に映っているのは
弊社が配布しているサンプル・プログラムの
受注入力画面でAutoWebのデモで最初に現れるこの画面である。

■画面はオフィスクアトロ提供のPGM201:受注入力

動画の投稿者は弊社のお客さまであるのかも
知れないがAutoWebでこんなに美しい画面になったと
CMして頂きたいものであるww

この動画で投稿者が驚いているのは48ビットとCISCから
64ビットのRISCに移ったときにユーザーは何の努力もせずに
OS Ver3.6に移行できたことである。
今のWindowsはようやく64ビットになってきたが
これもIBMに遅れること10年近かったと思う。
しかも48ビットのアプリケーションは64ビットでは
動作しない。IBMとの技術の差である。

■AS/400はプロ・ユース

Windowsはストリーム・ファイルを無理やりデータ・ベースに
似せたものでIBM iのリレーショナル・データベースとは
根本的に違っていて似て非なるもの。
AS/400のメモリには1レコード分だけを記憶する容量があれば
十分たったWindowsではファイル全体をメモリの中にすべて
ロードしなければならないので莫大なCPUのメモリを必要とする。
つまりファイル全体をメモリの中に飲み込むだけの
容量を必要とする。
おまけに誰かがファイルに更新用として読み込むと
他の誰もがもう更新用としてそのファイルは読めなくなる。
つまり多人数でのファイルの共有など最初から想定されていない
設計である。

■ Microsoftは素人の設計

上記のようにWindowsでは実用レベルの考慮が見られない。
わかりやすい例として
Microsoft の VC++ や VBでは数字の変数として入力フィールドを
定義すると0, 1~9しか入力することはできない。
一方、IBM のAS/400の数字フィールドを定義すると
0,1~9に加えてカンマや小数点も入力することができる。
Microsoftで定義した数字フィールドでは小数点やマイナス符号も
入力できないのでMicrosoftの数字の定義は使えないので
ユーザーが独自の定義をつからなければならない。
これはMicrosoftの開発者が実務経験がないままに
ソフトウェア製品を作っているからでVC++を作った後でも
自分たちで業務アプリを開発した経験がないのだろう。
適用業務を開発してみればすぐに自分たちの配慮が
足らないことに気づくはずである。

■ IBM iは実によくできている

最新のIBM iは 2000年あたりからのILEオブジェクト指向に始まり
AIX互換のPASE環境まで取り込んでいて総合的に進化し続けている。
オープン化の速度は最近やや遅いもののPASE環境を取り込んだのも
先見の明があったと言える。
オブジェクトの構造やAPIを調べると奥の深さに驚く。
かなり優秀なIQの高い人たちがかなりの人数で開発したものと
容易に推測ができる。
これはプロフェッショナルな人ほど驚くはずである。
国産メーカーも一時はIBMの模倣をしたけれど
しても追いつけるレベルではなかった。

■ 今のAIが動作するホストが古いか?

IBM iはオープン・ソース・プロジェクトではPythonやNode.JSも
動くように取り込んできたがオープン系ではGo や新しいコンパイラが
次々と出ているのでさすがにそこまでは追いついていない。
しかしオフィスクアトロでは Ver7.3上でローカルLLM+AIモデルを
IBM i PASE環境で動作させることに成功した。
Ver7.3は一体、何年前にリリースされたのか覚えているだろうか?
AIが急速に普及してきたのは2024~25年あたりで
Ver7.3がリリースされたときはAIの話もなかった。
しかし今のIBM iでPythonを使って世界中のAIモデルと対話することが
できる。オフィスクアトロは実証どころか既に製品化に成功している。
世界中のAIと今でも対話卯が可能なホスト機が果たして古いのだろうか?
世界はようやくIBM iに追いついてきたのである。

■2026年末までにIBM iはAIと連携する

今、毎日新しいAIモデルが発表されている。
企業でもどんなに遅くても2026年末までには
IBM iとAIの連携をしておかないとAIの活用に出遅れてしまう。
AIとIBM iを連携させて今こそ自社のIBM iの付加価値を高めるチャンスである。
次々と新しいAIモデルが発表されるので
それまでに検証できる体制を整えておく必要がある。
AIを使う生産性はもう多くの人が既に実証済みである。
IBM iがAIと対話を始めると一体どのような世界が
まっているのだろうか?
楽しみである。
この続きは第81回技術ショート・セミナーで。