SEUのカスタマイズの方法として「312.SEU をカスタマイズしてみよう」で
ユーザー出口プログラムの設定する方法を紹介したが
ここではもうひとつのユーザー出口プログラムの設定方法を紹介しよう。
「312.SEU をカスタマイズしてみよう」で紹介したのは
SEU のF13キーを押して「ユーザー出口プログラム」に出口プログラムの
名前を直接登録する方法であった。
しかしSEUでは初期値は
ユーザー出口プログラム . . . . . . . . . . . . *REGFAC ライブラリー . . . . . . . . . . . . . . . . *ALL
のままにしておいて
WRKREGINF (=登録情報の処理)コマンドによって
出口点 : QIBM_QSU_LCMD (EXIT POINT FOR SEU USER DEFINE LINE COMMANDS)
にプログラム名を登録すれば同じようにユーザー出口プログラムを登録することが
できる。
出口プログラムの処理
出口点 : QIBM_QSU_LCMD 形式 : EXTP0100
オプションを入力して,実行キーを押してください。
1= 追加 4= 除去 5= 表示 10= 置換え
出口 プログラム 出口
OPT 番号 プログラム ライブラリー
1 EDTSRC PYTHON
[解説]
このユーザー出口プログラムの登録はWRKREGINF コマンドで登録できるだけでなく
ADDEXITPGM(=出口プログラムの追加)によっても登録することができる。
SEU の F13キーによる登録は人手により手動でしかできないが
この方法はADDEXITPGMコマンドによってプログラムによる登録が可能になると
いう点でのちがいがある。
_
