RPG

302. 活動化グループとは(4)

最後に活動化グループを削除する方法について紹介しよう。
何等かの理由で活動化グループが LR 終了されずに残ったままに
なっている場合は、活動化グループを削除する必要がある。
それには

RCLACTGRP

(活動化グループの再利用 )コマンド
を利用するとよい。
例えば

RCLACTGRP ACTGRP(QTEDBGAG)

という命令は、デバッグ・モードを意味する活動化グループである
QTEDBGAG を削除することを意味する。
ここで CPF1653 : 活動化グループ QTEDBGAG が見つからない
とのエラーが発生すれば、そのジョブはリリース・モードで実行しているものと
判定することができる。
これ以外であればジョブはデバッグ・モードで実行中であると
判定することができる。
弊社では IsDebugMode という関数を作ってこのように活動化グループによる
判定を行っている。
これも活動化グループの利用と言える。