HTTPサーバーとWeb開発

25. iSeries400 と C言語開発

iSeries400 での開発においてはリリース・アップな伴って API が C言語のみの使用になる方向になりつつある。例えば iSeries400で Socket を使ってTCP/IP 通信を行おうとすると Socket API は C言語からしか呼び出すことができない。また ILE でも複数のサービス・プログラムをバインドしてオブジェクトの再利用性を高めているが複数のプロシージャーを1つのサービス・プログラムで提供できるのは C言語だけである。このようにして今後は適用業務だけを開発する場合であってもC言語の必要性が随所に現れてくることは間違いない。ILE-RPGとILE-Cによるサービス・プログムの組み合わせが必要となってくる。

特にソフトウェア・ハウスとしてソフトウェア開発をビジネスにしている場合はC言語のマスターは必須であろう。今では OS/400自体も C言語によって開発されている。
C言語を使用するには ILE-C のライセンス・プログラムの導入はもちろんであるが英小文字の入力が必要なので

の導入が必要である。なおソース・ファイル(QCSRC) は CCSID = 65535 で作成しておけば日本語(漢字)を入力することができる。