HTTPサーバーとWeb開発

15. Webスクリプトとは?

Webスクリプトとは HTML 処理のためのスクリプト言語一般を指す。
スクリプトとは実行時に翻訳されて実行する言語であり、コンパイルの必要はない。
さらにスクリプトとは Java スクリプトを例にとると Java の構文にほぼ近い形での記述が可能ということであり、Java そのものではない。使用できる命令も Java の一部だけであり Java のサブセットのようなものである。
Java スクリプトを Java であると誤解している人もいるようである。

【 クライアント・サイドのWebスクリプト 】

Java スクリプト

最も普及している。入力の妥当性検査や表示の変更などを処理する。

VB スクリプト

VisualBASIC に近い構文で記述できるので親しみやすい。

Java スクリプト VB スクリプト
【 サーバー・サイドのWebスクリプト 】

ASP

Microsoft Win2000サーバーなどの HTTPサーバーである IIS の上だけで稼動するスクリプト。VBに近く、OLEオートメーションをサポートしているの、 ActiveX を配置することができる。

JSP

サーバー・サイド Java として最近の Java の最も注目されている仕様である。

Perl

全世界のWebサーバーの80 % 以上を占めるといわれている Perl 言語はサンプルも多く、容易に入手可能である。
Perl の基本はあくまで CGI である。iSeries400ユーザーでも注目に値する。