開発途上でうっかり大量に修正を加えたのだが
どうにも正しく動作しないので元のソースに戻したいとか
今まで正しく動作していた元のソースを参照したい場合がある。
このようなときの工夫としてライブラリー:BACKUP の利用を
お奨めする。
ライブラリーの名前もわかりやすく BACKUP という名前の
ライブラリーを作成する。
弊社のライブラリーBACKUPはこんな具合である。
ライブラリー表示
ライブラリー . . . . : BACKUP オブジェクトの数 . . : 90
タイプ . . . . . . . : PROD ライブラリー ASP 番号 . : 1
作成権限 . . . . . . : *SYSVAL ライブラリー ASP 装置 . : *SYSBAS
ライブラリー ASP グループ : *SYSBAS
オプションを入力して,実行キーを押してください。
5= 全属性の表示 8= 保守属性の表示
OPT オブジェクト タイプ 属性 サイズ テキスト
AUTOWEB *PGM CLP 253952 HTML 仮想端末
CBL116 *PGM CBLLE 151552 商品マスターの照会
CBL116R *PGM CBLLE 139264 商品マスターの照会
CRTHTMLF *PGM CLE 184320 HTML レコード・バッ
C5250HLR *PGM RPGLE 237568 5250 ハンドラー カナネ C
DSPPNLCL *PGM CLP 126976 パネル・グループ表
DSPRCDFMTC *PGM CLP 73728 データ・ベース・レ
EDI070 *PGM RPG 487424 出荷件数照会
EDTUPD *PGM RPG 430080 欄の形式指定 - 編集
LPRDVR *PGM CLE 208896 LPR 印刷ドライバー
続く ...
F3= 終了 F12= 取り消し F17= 先頭 F18= 最後
BACKUPには QRPGLESRC, QCLSRCなどのソース・ファイルも用意されていて
大量の修正を行う直前には修正前のソースをBACKUPライブラリーにコピーしておく。
問題が発生すればBACKUPを参照するかまたはBACKUPから戻す場合もある。
またBACKUPにはソースだけでなくプログラムやデータ・ベースもBACKUPすることもある。
重要なファイルは損傷しても戻せるようにとの目的でBACKUPに保存されている。
うっかり大事なデータ・ベースを壊してしまった場合でもBACKUPライブラリーを
調べれば保管されていることが多い。
ソースの大量修正の前には必ずBACKUPライブラリーにコピーしてBACKUPしておくこと。
プログラマーの基本である。
