Python

21. Python.400の実行

Pythonプログラムの一般的な実行は

① CALL QP2TERM ; [実行] で PASE環境を起動する
② PYTHON3 + [PYTHONパス名]

または

QSHコマンドで PYTHON3を実行する
_

のどちらかの方法で実行することになるが
前者の方法では2段階の実行が必要で面倒である。
後者であってもPythonのフル・パス名をいちいち正確に
指定しなければならない。

これらに対して製品:Python.400では

[表示] DSPPTN + [PYTHONプログラム名](=DISPLY PYTHON)
[更新] CHGPTN + [PYTHONプログラム名](=CHANGE PYTHON)
[呼出し] CALLPTN + [PYTHONプログラム名](=CALL PYTHON)
[印刷] PRTPTN + [PYTHONプログラム名] (=PRINT PYTHON)

の4つの呼出し方法が製品:PYTHON.400では用意されている。

いずれの場合であってもPYTHONのフル・パス名を
指定する必要はなく
Python は通常は

/PYTHON.400/PROJECT/(PYTHON名)/(PYTHON名.PY)

の形式で保管されている。
例えば PYT001.PYというPYTHONは

/PYTHON.400/PROJECT/PYT001/PYT001.PY

として保管される。
この保管ディレクトリーは
*PYTHON という表記で代表される。
_

                         Python データの表示  (DSPPTN)           
                                                                 
 選択項目を入力して,実行キーを押してください。                  
                                                                 
PYTHON プログラム  . . . . . . . > @SHOHIN       *.PY または名前 
   ディレクトリー  . . . . . . .     *PYTHON                     

というように *PYTHON は /PYTHON.400/PROJECT/PYT001 として
解釈されるので長いフル・パス名を指定する必要はない。
通常は

DSPPTN @SHOHIN

だけで拡張子. PYも省略することができる。
また DSPPTN(=Display Python) は DFUのような表示モードとしてPythonが起動されて
表示だけでデータを更新することはできない。

CHGPTN(=Change Python) で起動すれば更新モードとしてデータ・ベースを更新することが
できる。
CALLPTN(=Call Python) はその中間でアプリケーション・タイプによっては
表示モードで呼び出すことができる。
このように製品:PYTHON.400であれば起動方法も圧倒的にやさしくなる。

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