Python

11. Pythonのインストール(3)

Python 3.6.8 64Bit版を弊社のVer7.1から
Ver7.5へのインストールに成功した。
これは先にお知らせしたように弊社開発の
SystemManagerによるインスーラによって

・Python3 3.6.8
・Python.400 (=弊社製品)

を別々にインストールを使って導入できるようにしたものである。
これはPython3 だけでも体験したいというユーザーの希望を
叶えるものでPython.400のリリースを待たなくても
Python.3 によってibm-db を使ってDB2/400データ・ベースへ
アクセス可能なアプリケーションの自社開発を体験できるように
とするものである。
_

■導入

手順として(株)オフィスクアトロのHitPackで導入して
SETUPコマンドを実行するだけで導入することができる。


    _

・SETUPコマンドによってPython3 とPythonサンプル・ソースを導入することが
 できる。

■ 導入後の確認

_

GO LICPGM で表示すると

                     導入済みライセンス・プログラムの表示                      
                                                          システム :   Sxxxxxxx
 [bネ]ヌ、    導入                                                                
 ポワh゙[w   状況         記述                                                   
 5770WDS  *COMPATIBLE   コンパイラー - ILE C++                                 
 5770WDS  *COMPATIBLE   コンパイラー - C/C++ 用の IXLC                         
 5770WDS  *COMPATIBLE  WORKSTATION TOOLS - BASE                                
 5770XH2  *COMPATIBLE  IBM I ACCESS FOR WEB                                    
 5770XW1  *COMPATIBLE  IBM I ACCESS FAMILY                                     
 5770XW1  *COMPATIBLE  IBM I ACCESS 使用可能性サポート                         
 4ID8035  *INSTALLED   PYTHON.400 OFFICE QUATTRO CO,.LTD                       
 4ID8038  *INSTALLED   PYTHON 3.6.8 (64BIT)                                    
                                                                           
                                                                               
                                                                               
                                                                       終わり  
 続行するには,実行キーを押してください。                                      
                                                                               
 F3= 終了   F11= リリースの表示   F12= 取り消し   F19= 商標の表示              

[解説]

このように表示される。(この画面はPython3とPython.400の両方を
インストールした結果を示している)

■ライセンス表示

弊社のライセンス表示: DSPLININF で
ライセンスを表示すると
_

                         プロダクト・オプションの選択                         
                                                         システム :   S7xxxxxx
位置指定  . . . . . . . .             プロダクト                              
                                                                              
 オプションを入力して,実行キーを押してください。                             
  1= 選択                                                                     
                                                                              
              プロダクト                                                         
OPT  プロダクト  オプション    記述                                                  
     4ID8035   *BASE   PYTHON.400 OFFICE QUATTRO CO,.LTD                      
     4ID8038   *BASE   PYTHON 3.6.8 (64BIT)                                   
                                                                              
                                                                      終わり  
F3= 終了   F5= 最新表示   F11= リリースの表示   F12= 取り消し                 
F19= 商標の表示                                                               
(C) COPYRIGHT IBM CORP. 1980, 2021.                                           

[解説]

このように
製品 : Python.400 と Python3 の二つが投入されていることがわかる。
この表示も実はIBM APIによって表示されたものである。
IBMはこのようにIBM以外のプロダクトの導入状況を表示するAPIを
用意していてSFL形式のような画面そのものもAPIによって表示されている。

さらにオプションを選択すると

 DSPLIC                         ライセンス参照                                
                                                                              
 この製品は次のとおりにライセンスされています。                               
 製品名 . . . . . . . . . . . :                                               
                                                                              
 ライブラリー . . . . . . . . :   PYTHON.400                                  
 オブジェクト総数 . . . . . . :   212                                         
 ▼ライセンス番号 . . . . . . :    7xxxxxx    ( ライセンスされたシリアル番号 )
 ▼システム値 . . . . . . . . :   *ANY        ( ライセンスされたシステム名 )  
 ▼期限日 . . . . . . . . . . :   2025/12/31                                  
 ライセンス・テキスト . . . . :                                               
                                                                              
 契約クライアント数 . . . . . :   9999                                        
 国際言語 . . . . . . . . . . :    言語の指定はありません」                    
 ライセンス更新日 . . . . . . :   2099/99/99                                  
                                                                              
 この IBM ケ の情報                                                            
 製造番号 . . . . . . . . . . :    7xxxxxx                                    
 システム名 . . . . . . . . . :   S7xxxxxx                                    
 LPAR 区画  . . . . . . . . . :                                               
                                                                        終わり
                                                                              
 F1= ヘルプ   F3= 終了   F5= ライセンス更新                                   

[解説]

_

このようにライセンスの詳細を知ることができる。
これは弊社による表示機能であり
Python3 も同様である。

これによって(株)オフィスクアトロが提供する Python3 と
製品: Python.400 の両方のプロダクトもIBMのライセンスと同様に
GO LICPGM としてライセンス登録されていることがわかる。

SystemManagerによるインストーラ作成はこれまでにないほど
高度な技術を要するものであるがかなりの開発努力によって
インストーラとして完成した。

以下は社内用のSystemManagerによるインストーラの開発メニューである。
各々のコマンドはVer7.5では無料で提供されているコマンドであるが
ここに表示しているコマンドは弊社がすべてSystemManager APIから
自社開発したものである。

PROD                       プロダクト登録メニュー                          
                                                         システム :   Sxxxxxxx
次の中から1つを選んでください。                                           
                                                                           
  プロダクトの新規作成                                                     
     1. プロダクト定義の作成                          CRTPRDDFN            
     2. プロダクト・ロードの作成  STANDARD  (MRM)     CRTPRDLOD            
     3. プロダクト・ロードの作成  JAPAN     (MRI)     CRTPRDLOD            
     4. ライセンス発行                                CRTLICPGM            
     5. プロダクト・オブジェクトの変更                CHGPRDOBJD           
     6. プロダクト・オプションのパッケージ            PKGPRDOPT            
     7. ライセンス・プログラムの保管                  SAVLICPGM            
     8. 保管ファイル表示                              DSPSAVF              
     9. VER 7.5 へ転送                                SNDNETF              
                                                                           
  ライセンス・キー                                                         
    11. ライセンス・キーの生成                        GENLICKEY            
    12. ライセンス・キーの追加                   QSYS/ADDLICKEY  
    13. ライセンス・キーの表示                   QSYS/DSPLICKEY  
    14. ライセンス・キーの除去                   QSYS/RMVLICKEY  
                                                                
 プロダクトの削除                                               
    41. プロダクト定義の削除                          DLTPRDDFN  
    42. プロダクト・ロード STANDARD の削除  (MRM)      DLTPRDLOD 
                                                                
    44. プロダクト・ロード JAPAN   の削除  (MRI)      DLTPRDLOD  
    45. プロダクトのリセット                          RESETPRD   
                                                                
 参考 RPG ソース                                                
    91. ソフトウェア製品のパッケージ                  SFTWPRDEX 
    92. コンパイル                                    SFTWPRDEX
                                                                      
選択項目またはコマンド                                                     
===>                                                                       
                                                                           
F3= 終了   F4= プロンプト   F5= 活動状況        F6= メッセージ             
F9= コマンドの複写          F10= コマンド入力   F12= 取消し   F13= 印刷制御

■ IBM iのオープン化

_

 このようにSystemManager によるインストーラの完成は
Python3の配布で

 ・今後のIBM OS400 Ver.7.6以降のすべてのOSバージョンに対しての
Pythonの配布を可能にする。

 ・すべてのIBM OS へのPythonの導入を簡単にする

・IBM iへの Pythonの普及を早める

ということで今後のIBM iにおける Pythonの利用に大いに
貢献できるものと予想される。
先に示したように *SSHD の日本語環境の起動やIBM ACSも
動作しないなどの日本語環境でのPythonの導入は
(株)オフィスクアトロ提供のSystemManagerが唯一の
選択枝ではないかと思われる。

IBM iのオープン化を目指すのであれば Pythonの利用が
必須である。