前の「Python のインストール(1)」で説明したように
オープン・ソース・プロジェクトによって
IBM i のOS Ver7.1~ 7.3 にブレインストールされていた
Pythonのバージョンは 3.4.6 でありこれは
・32 bit版
・日本語が文字化け
の問題がある。
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しかし OS Ver7.4 に 導入されている Pythonは
・64 bit版
・日本語は正しく表示される。
しかし
・bottle が導入されていない
という問題がある。bottleとは pythonに付属されている
HTTPサーバーであって bottleがないとWebアプリを
実行することができない。
■自社にPythonが導入されているか、調べて欲しい。
どうも導入されていないようである。
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という相談が弊社のお客さまからあった。
Pythonのフレーム・ワークを開発中の弊社では
それならばということで
Python 3.6.8 + bottle
をダウンロードして弊社のOS Ver7.1 に導入した。
■ Pythonインストーラの作成
(株)オフィスクアトロでは SystemManager による
インストーラを作成していたので
開発中のPythonフレームワークとは別に
上記の Python 3.6.8 + bottle のインストーラを
急遽開発した。
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このSystemManager というのはIBM が
IBM iのライセンス・プログラムの配布とインストールに
使っているインストールAPIの総称である。
SystemManagerは有償パッケージであったが
OS Ver7.5からは無償となった。
(株)オフィスクアトロではSystemManagerのAPIを
使ってIBMと同じインストーラを制作したような
次第である。
(株)オフィスクアトロで作成したPythonインストーラは
・SAVFで導入できるので数分でのインストールが可能
・Python 3.6.8 + bottle 64 bit版
・日本語を正常に表示
・ibm-db つき
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… yumなどでインターネットからの導入では
約25分以上かかるがSystemManagerによるインストーラなので
SAVFからわずか数分でインストールが完了する。
(株)オフィスクアトロではこのお客さまのために
万一、Pythonがインストールされていないときのために
インストーラを用意した。
もちろん今回は一時的な試用なので無償提供である。
実は Pythonを使ってみたいというお客さまは
他にもおられて今後、希望するユーザーへの
Python3の試供版の配布を検討中である。
実際にPython3を使って開発する技術セミナーの開催も
検討している。オープン化を進めたいという要望は多い。
