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Linux(=リナックス) は 1991年にフィンランド出身の
米国在住のリーナス・トーバルスという人によってUNIXを
もとにして開発されたカーネルを中心として
オープン・ソースとして公開されて
様々な多くの開発者によって手を加えられて成長した
無償公開のOSである。
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現在はLinux Foundationが管理しているLinuxであるが
当初は世界中のニュースとなり
せその半数以上はLinuxに置き換えられるのではないかと
言われた時期もあった。
Linuxは最初は文字ベースを中心として動作していたのと
無償OSであったことから大学や学生を中心として
普及し始めた。
■ UNIX互換である
LinuxはUNIXベースを出発点としているので
UNIXとほぼ互換である。つまり IBM AIX(=UNIXのIBM商業名)と
互換ということになる。
Linuxの学習はIBM AIXの理解につながるというわけでもある。
■ Linuxは軽い… 10年前のパソコンで動くLinux
Linuxは文字ベースが始まりであるのでWindowsに比べても
軽く動作する。
㈱オフィスクアトロでも10年以上前の古いPCにLinuxを
導入したず軽快に他の社内ユーザーからのアクセスに動作している。
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■ Androyd も Linux
スマート・ホンとして数多く全世界で利用されているAndroyd も
OSはLinuxである。
■ IBM ACSも Linux上で動作可能
IBM ACS(=Access Solutions)も Linuxで稼働可能ということなので
㈱オフィスクアトロでも社内の Linux に IBM ACSを導入して
IBM i Ver7.1 に5250エミュレータとして導入して稼働されることができた。
ただしIBM ACS の Linux稼働には JVM(=Java Vertical Machine)の導入が
前提条件として必要である。
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■ Linuxは社内で共有できる
社内に一台のPCにでもLinuxを入れておけば社内全員で共有して利用することが
できる。例えば1台のLinuxに ACSを入れておけばそのACS 5250通信記述は
すべての社内ユーザーで共有して利用することができる。

■ IBM iのオープン化に向けて
弊社がLinuxを社内に導入したのは IBM iのオープンンに向けて
IBM iの DB2/400リレーショナル・データベースを生かしつつ
開発プラットアォームや運用もLinuxとのハイブリッドな運用が
可能性をさぐるためである。
Pythonでのオープン化を推進していく上で
開発は Linux上で運用データ・ベースは IBM iを利用するという
方向性を検証するためでもある。
■ Linuxは Windowsでも利用可能
Windowsも今日ではLinuxの趨勢を無視できずWindows上でも
Linuxの運用を可能にしている。
つまりWindowsAppはLinux上では動作しないが
LinuxAppはWindowsでもIBM iでも動作可能ということである。
弊社もまだLinuxは始めたばかりであるが
IBMユーザーとともにこの新しいLinuxのカテゴリーで
Linuxを学習していきたいものである。
新しい技術は面白い。これからはLinuxのワクワクするような
新しい利用方法を紹介していきたい。

