DSPCMD STRSDA を実行してみると
コマンド情報の表示
コマンド . . . . . . . : STRSDA ライブラリー . . . . . : QSYS
ターゲット・コマンド . . . . . . . . . : STRSDA
ライブラリー . . . . . . . . . . . . : QPDA
テキスト . . . . . . . . . . . . . . . : SDA の開始
現行プロキシー・チェーン . . . . . . . : QSYS/STRSDA
QPDA/STRSDA
と表示されて STRSDA というコマンドの実体は見当たらない。
これは
STRCGU や STRRLU コマンドその他多くのユーティリティ・コマンドの実体が
システム・ライブラーQSYSには見当たらない。
これはプロキシー・コマンドと呼ばれる代理コマンドのことであり
コマンド: STRSDA はライブラリー QSYSには存在しているのだが
実体は別のライブラリー: QPDA に存在していることを意味している。
最初のユーザーは QSYS/STRSDA コマンドをアクセスするのだが
実体のほうの QPDA/STRSDA コマンドが呼び出されて実行されると
いう具合である。
■ プロキシー・コマンドの必要性
STRSDA のプロキシー・コマンドをQSYSに入れておけば
ライブラリー・リストに実体のあるQPDAを入れる必要がない。
多くのライブラリー・リストのセットを割愛することができる。
■ プロキシー・コマンドの作成方法
CRTPRXCMD でプロキシー・コマンドを作成することができる。
PROXY コマンドの作成 (CRTPRXCMD)
選択項目を入力して,実行キーを押してください。
コマンド . . . . . . . . . . . STRSDA 名前
ライブラリー . . . . . . . . . . . QSYS 名前 , *CURLIB
ターゲット・コマンド . . . . . STRSDA 名前
ライブラリー . . . . . . . . . . . QPDA 名前 , *LIBL, *CURLIB...
テキスト ' 記述 ' . . . . . . . *TGTCMD
