CL

174. CHKOBJの後のメッセージを消すには

CLPで CHKOBJして見つからなければオブジェクトを
作成するという処理はよくある処理であるが
エンド・ユーザーはCLPエラーが発生すると
_

〇〇〇が見つからないというメッセージを見つけて
これが原因ではないですか?」
などのように余計な指摘を受けてしまう。
そのあとに「作成した」というメッセージがあるのだが読まないのだ。
またCHKOBJ後のCPF9801のメッセージをすべて消すように
しておけば「見つからない」というメッセージが
出ればそれは本当にエラーであることを把握しやすい。

ということでCHKOBJの後のメッセージはやはり出さないようにしておいた
方がよい。

             CHKOBJ     OBJ(QTEMP/&SRCF) OBJTYPE(*FILE)            
             MONMSG     MSGID(CPF9800) EXEC(DO)                    
             RCVMSG     MSGTYPE(*LAST) RMV(*YES)                   
             (ここには作成するコマンドを入れる)                   
             ENDDO        

[解説]

上記のように MONMSGの直後に

RCVMSG     MSGTYPE(*LAST) RMV(*YES) 

を入れておくと
「〇〇〇が見つからない」という余計なメッセージは
削除されるのでエンド・ユーザーからの余計な指摘や質問も来なくなる。
ソフトウェア製品として開発する場合、ユーザーに誤解を与えるような
メッセージも出さないような気配りが必要となる。
_