CLPで CHKOBJして見つからなければオブジェクトを
作成するという処理はよくある処理であるが
エンド・ユーザーはCLPエラーが発生すると
_
「〇〇〇が見つからないというメッセージを見つけて
これが原因ではないですか?」
などのように余計な指摘を受けてしまう。
そのあとに「作成した」というメッセージがあるのだが読まないのだ。
またCHKOBJ後のCPF9801のメッセージをすべて消すように
しておけば「見つからない」というメッセージが
出ればそれは本当にエラーであることを把握しやすい。
ということでCHKOBJの後のメッセージはやはり出さないようにしておいた
方がよい。
CHKOBJ OBJ(QTEMP/&SRCF) OBJTYPE(*FILE)
MONMSG MSGID(CPF9800) EXEC(DO)
RCVMSG MSGTYPE(*LAST) RMV(*YES)
(ここには作成するコマンドを入れる)
ENDDO
[解説]
上記のように MONMSGの直後に
RCVMSG MSGTYPE(*LAST) RMV(*YES)
を入れておくと
「〇〇〇が見つからない」という余計なメッセージは
削除されるのでエンド・ユーザーからの余計な指摘や質問も来なくなる。
ソフトウェア製品として開発する場合、ユーザーに誤解を与えるような
メッセージも出さないような気配りが必要となる。
_
