ver7.6 ではSTRDFUのメニューで作成や変更が
できなくなっている。

オプション2, 3と4が表示されなくなってしまっている。
これはVer7.6でDFUがこのように改訂されたものと
当初は噂が広まっていたが
英語が一次環境である場合はすべてのオプションが表示されていた。
つまりこれは IBMのバグである。
英語版 QSYS2924 にはこのバグの発生はなく正常にすべての
オプションが表示される。
調べてみるとVer7.5でもこの問題は出ていたようで
PTFが公開されている。
| OSバージョン | PTF情報 |
|---|---|
| Ver7.5 | SI79111 |
| Ver7.6 | SJO4740 |
弊社で契約したVer7.6のこのPTFをダウンロードして
適用してみたところバグは次のように解消された。
■ IBM i PTF適用について
IBM アカウントを持っていればIBMサイトよりPTFをダウンロードして
自社のIBM iにアップロードして仮想CD-ROM装置に搭載すれば
PTFを適用することができる。
おおむね
① PTFをダウンロードする
② PTFをIBM iのIFSにアップロードする
③ PTFを仮想CD-ROMに実装する
④ PTFを適用する
という段階を経て一般のIBMアカウントを持つユーザーであれば
誰でもPTFを入手して適用することができる。
PTFの適用方法はこのサイトで紹介している
「92.i5OSのPTFをインターネットからダウンロードして適用する方法 (1)」
「93.i5OSのPTFをインターネットからダウンロードして適用する方法 (2)」
「94.i5OSのPTFをインターネットからダウンロードして適用する方法 (3)」
「95.i5OSのPTFをインターネットからダウンロードして適用する方法 (4)」
を参照のこと。弊社もこの記事によってダウンロードして適用している。
自社でもPTFを適用することができるようになるとIBM iの使用範囲が大きく広がるので
ぜひ挑戦して頂きたい。
㈱オフィスクアトロの開発支援サービスを契約されている法人は
㈱オフィスクアトロのヘルプ・デスクまで相談することができる。

