スブールをPDF化するソフトウェアがいくつか市販されていますが
今の時代で大事なことは直接印刷できるソフトウェア製品であると
いうことです。
IBM iから直接プリンタに印刷できるソフト製品であれば
■ 5577プリンタを廃止
複写用紙をPDF化して印刷するようにすれば
保守の切れた5577プリンタを廃止することができます。
■ PDFの印刷ができることが必要
前述の5577プリンタの廃止するにはPDFの印刷が必須です。
IBM iから直接、プリンタへPDFを印刷できる機能が
必要となります。
専用用紙には莫大な印刷コストがかかっています。
これをPDF化して専用用紙と5577プリンタを廃止すれば
年間のランニング・コストを大幅に削減することができます。
■ オーバーレイ印刷で専用用紙を廃止
PDF印刷ができれば専用用紙イメージをPDFの背景に埋め込んだ
オーバーレイ印刷が可能となって5577プリンタを廃止することが
できます。
PDFで印刷できるかがポイントになるのです。
■ バー・コードやQRコードなど多彩な印刷が可能
PDF印刷ができればPDFの中にバー・コードや
QRコード、カラー印刷、フォント指定など
あわゆる多彩な印刷が可能になります。
■ 高価なプリンタが不要
PDF化して印刷するようにすれば今ある複合機を
プリンタとして使うこともできますし
安価な市販のプリンタをIBM iの直接のプリンタとして
使用することができます。
今は IBMユーザーの多くがIBM iからの直接印刷を求めています。
■ IBM iのLPRでは使えません
IBM iのOSにもLPRという直接印刷プロトコルが
用意されていますがIBM の LPRでは PDFを印刷することが
できません。
自分の製品では印刷できないのに
「IBM LPRを使って印刷できます」とトンチンカンなことを
言う製品もあります。
IBM LPR印刷で、できるならその製品は買う必要はありません。
しかしIBM LPRではPDFの印刷はできません。
ですからIBM LPRでは 5250プリンタの廃止などの
解決にはならないのです。
もちろんオーバーレイ印刷もできません。
IBM のLPRは参考出品程度の機能でしかないのです。
■ そのPDFソフト、印刷できますか?
多くのソフトウェア会社は通信が苦手です。
苦手というより全くできません。
今、お使いのPDFソフトはPDFを作るだけですか?
印刷はできないのですか? PDFは作るのに?
IBM iからプリンタへ直接印刷するというのは
・プリンタとの通信
・通信プロトコルの理解
という2つの技術が必要だからです。
ですから直接印刷ができるのは
SpoolライターVer5.0だけです。
SpoolライターVer5.0のLPRはPDFもプリンタに
送信できるように開発されたSpoolライターVer5.0独自の
LPRです。
さらにIPPプロトコルという複合機に適した通信もサポートしていますので
複合機に対して印刷用紙サイズや印刷方向、両面印刷、印刷トレイの指定など
様々な指定が可能です。
■ ソフトも買い換える時代
保守料ばかり高くて低機能な昔の製品から今では
リーズナブル価格で高機能な最新の製品に買い換える時代です。
FAXやMAILやオーバーレイ印刷などが手軽にできる
製品に買い換えましょう。
確かに今、PDFソフト製品の買換えが進んでいます。
高額な保守料を払っても何も変わらない製品を使い続けるよりは
きちんと保守してくれる良い製品を選んで
会社のためによい製品に買い換えてください。
■ 製品も進化しています
20年以上前に発売された海外輸入製品は
その時代では先進的であったかもしれませんが
APW罫線や倍角印字には対応していないとか
専用のWindowsサーバーが必要であるとか
今では陳腐化してしまった昭和時代の遺物です。
PDF化にWindowsサーバーが要るとかは
前時代の製品です。
今のインターネット時代の技術は進んでおり
PDF印刷はもちろんのことバー・コード印刷や
QRコード印刷、カラー印刷、複写印刷など
何でもこなせるようになっています。
20年前で止まったままの技術の製品は辞めて
最新技術を搭載した製品に替えましょう。
■ 情報システム室の付加価値を高めます
良い製品の利用でIBM iの付加価値を高めることは
会社の競争力を高めてひいては社内の情報システム室、
つまりあなたの社内での位置や評判を高めることに
つながります。
会社の競争力を高める決断を握っているのは
情報システム室のあなたに他なりません。
■ 最大のユーザー数の製品を選択してください
良い製品を選択する目途は数多く売れている製品を
選択することです。
良いから数多く売れているというのもひとつの目安ですが
ユーザー数の多い国産製品であればそれだけ日本語環境で
動作運用している多くのユーザーの声が反映されていると
見なすことができます。
これに対して海外輸入製品や国内製品でもユーザー数が
少ない場合はユーザーの声が届いているかは疑問です。
最近では突然、製品の販売を辞めてしまうメーカーすらあります。
難しい技術用語ばかりを並べて煙に巻いているような製品は
お勧めできません。
他のソフトと組み合わせを推奨しているのも
その製品ではできないからです。
やたらと経理の専門帳票の名前ばかり挙げていたりするのは
製品に自信がない証拠と言えます。
私たちにはわざわざ難しく見せている製品は要らないのです。
高度な技術でもわかりやすくやさしく使える製品を
選びたいのです。
良い製品に買い換える選択眼が望まれる時代になっています。
