最近、話題になっている SSHのかなり難しい難問の解決方法を
紹介する。
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最近ではセキュアな通信方法としてSSLに代わって
SSH(=Secure Shell)という通信手段が普及してきている。
OpenSSHという名前のオープン・ソースなどが有名でIBM iにも
AIX PASE環境にバンドルされている。
例えば OS Ver7.4でオープン・ソース・プロジェクトが
廃止になった後で Yumというインストーラによる導入が
必要となったが Yumを導入するには SSH でなければならない。
IBM iでもSSHの利用が必要な時代になってきている。
そこでTCP/IPプロトコルのひとつで SSHD(=Secure Shell Daemon)を
次のように開始する。
STRTCPSVR *SSHD
という紹介がネットで数多く紹介されているが実はこれでは
日本語環境では全く起動しない。
そこでモットモらしく
・CHGJOB CCSID(1399) とか (5035) とか
・QSECOFRのCCSIDを 5035 に変更する
とか 都市伝説のような解決方法が流布されているが
これらも全く効果はない。はっきり言ってウソである。
特約店などに質問が数多く寄せられているが
ソフトウェア会社の紹介でもこの方法で起動できるとあるが
動作していないはずである。
動作しないコマンドをなぜ堂々と「これで動きます」と記事にしているの不明だが
かなり多くのIBMユーザーが困っているはずであるし
特約店などにも数多く問い合わせが来ているようである。
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弊社でも OS Ver7.1~7.5 まで検証してみたが
効果は全くなかった。
そこで㈱オフィスクアトロの調査で発見した解決方法を
ここで初めて紹介する。
■ 解決方法は非英語圏では CONFIGの追加が必要
OpenSSH の Configの最後の行に
ibmPASEforilangid ENU
という CONFIGを追加してから
STRTCPSVR *SSHD を開始すればよい。
※ JOBのCCSIDや QSECOFRのCCSIDは全く関係ない。
CCSID=65535 や 5026の環境でも
この設定変更で正常に稼働する。
OSのPTFの適用も必要ない。
この追加だけで弊社のVer7.1~7.5までの SSHは見事にすべて稼働した。
ろ
■ 前提となる必要なライセンス
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5733SC1 *INSTALLED IBM PORTABLE UTILITIES FOR I
5733SC1 *INSTALLED OPENSSH, OPENSSL, ZLIB
■ OpenSSH の CONFIG
| i5/OS | CONFIG |
|---|---|
| 7.1 | /QOpenSys/QIBM/UserData/SC1/OpenSSH/openssh-4.7p1/etc/sshd_config |
| 7.2 | /QOpenSys/QIBM/UserData/SC1/OpenSSH/etc/sshd_config |
| 7.3 | /QOpenSys/QIBM/UserData/SC1/OpenSSH/etc/sshd_config |
| 7.4 | ( PTFの適用が必要 ) |
| 7.5 | /QOpenSys/QIBM/UserData/SC1/OpenSSH/etc/sshd_config |
上記のファイルの末尾に
ibmPASEforilangid ENU
という文字列を追加してから STRTCPSVR *SSHD を起動して
NETSTAT で PORT=22番が待機になれば成功である。
この解決方法は多くのIBMユーザーが驚いてくれたものと思う。
IPV4 接続状況の処理
システム :
オプションを入力して,実行キーを押してください。
3= デバッグ使用可能 4= 終了 5= 詳細の表示 6= デバッグ使用不可
8= ジョブの表示
リモート ローカル アイドル
OPT リモート・アドレス ・ポート ・ポート 時間 状態
* * ftp-con > 000:09:45 接続待機
* * ssh 000:01:47 接続待機
* * telnet 000:06:52 接続待機
* * www-http 000:09:03 接続待機
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出典
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Non-English Environments (LINK)
Non-English Environments
If you unable to start the SSH server in a non-english environment using STRTCPSVR *SSHD, try adding the following to the sshd_config file (usually located in /QOpenSys/QIBM/UserData/SC1/OpenSSH/openssh-3.8.1p1/etc/):
ibmPASEforilangid ENU
