QUERY/400は本当に便利で手軽に誰もが使えるユーティリティーである。
しかしこれをエンド・ユーザーに解放して使ってもらえるかとなると
それは危ない。RUNQRYをそのまま解放することはできない。
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多くの印刷業務では動的に範囲指定できる機能が要求される。
確かにRUNQRY レコード選択(RCDSLT)=*YES に指定すると
レコードの選択
比較条件を入力し実行キー。新しいグループを始めるには OR を指定してください。
テスト: EQ, NE, LE, GE, LT, GT, RANGE, LIST, LIKE, IS, ISNOT...
AND/OR フィールド テスト 値 (フィールド, 数値,'文字',または ...)
SHCODE GE ' '
AND SHCODE LE '9999999999'
終わり
フィールド テキスト LEN DEC
T01.SHCODE 商品コード 10
T01.SHNAME 商品名 24 O
T01.SHTANK 単価 7 0
T01.SHSCOD 品種コード 4
T02.HNSNAM 漢字 14 O
レコードを動的に指定することができる。
しかしこれではフィールド名で表示されているので
エンド・ユーザーでは何をどのように指定すればよいのかわからないだろう。
もしこれが後一歩、フィールド名が日本語のテキストで表示されるのであれば
QUERYも印刷の適用業務としての利用価値が高まる。
もしQUERYが印刷業務として一般化して使えるようになれば
プログラム開発の1/4~1/3はQUERYでできてしまう。
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QUERYは作るにやさしいが使うにやさしくなるにはもう一歩機能拡張が
必要であろう。
