WSG

1. お手軽インターネットの WSG とは?

iSeries400 には ワークステーション・ゲートウェイ(WSG) と呼ばれるRPGなどのの画面を動的に HTML に変換するミドル・ウェアが用意されている。既存のRPG には全く手を加えることなく RPG の DSPF の画面を動的にオンザフライで HTML に変身させることができる。
その設定と利用方法をまず紹介しよう。

  1. CHGWSGA + [F4キー]で CCSID を 00819 から 00932 (日本語) に変更する。
  2. STRTCPSVR *WSGで WSGサーバーを開始させる。
  3. IE や NetScape のWebブラウザから http://192.168.1.1:5061/WSG と打鍵する。
  4. サイン・オン画面が出たらログインする。

iSeries400の画面は表示されたであろうか? 但しブラウザの「戻る」ボタンを使用してはならない。予期せぬ動作を発生させてしまう。
WSGはサインオン画面をパスさせて一定のユーザーとして出口プログラムで自動ログインさせることもできる。但しWSGの開始は必ずメニューからしかできないようになっている。
自動ログイン機能を使って直接CLPやRPGを呼ぶことはできない。それを実現させるためにはRPGでHTMLを出力するようにRPGソースの変更が必要となる。.. とここまではIBMの推薦であるが実は裏ワザを使えばRPGソースにも変更を加えずに直接、任意のコマンドでも呼び出す方法がある。

潟Iフィスクアトロが開発したこの手法を後で紹介しよう。