最近、スパイウェアやアドウェアと称するウィルス・ソフトの感染事例が報告されている。
これはブラウザ経由で侵入するものであり、あなたのブラウザの JavaScriptを書き換えてしまうものである。
何か JavaScript が含まれているサイトを参照すると、その HTML コンテンツの JavaScript 記述を
情報収集をするための自分の仕組んだ JavaScrpt に書き換えてしまうものである。
JavaScript を含むサイトは数多くあるので、当然、ブラウザの挙動は極端に遅くなる。
ブラウザの動作が遅いと感じたら右ボタンで HTMLソースを確認して頂きたい。
怪しげな JavaScript が挿入されていて動作が遅いと感じたらスパイウェアに感染されている可能性が
大である。

このようなスパイウェアに感染される原因として、

• アンチウィルス・ソフトは導入しているが古いリリースのままである。
• MS-IE 以外の複数のブラウザを PCに導入している。
• 個人作成のフリー・ソフトを吸う多くPC に導入している。

ような場合は感染されないほうが、おかしいくらいである。
あなたが相当、ブラウザやネットに精通してない限り、他の脆弱なブラウザを導入したり
何が仕込まれているかわからない個人作成のフリー・ソフトを導入するのは
今の時代では自殺行為にも近い話だと認識を新たにして欲しい。
Web開発を行う開発者であれば、今すぐ他のブラウザはアンインストールすべきだし、
フリー・ソフトは今、すぐ削除して頂きたい。
趣味と仕事は厳に分けるべきで仕事であれば何よりも大事なことは安全である。
スパイウェアにご注意して頂きたい。