HTTPサーバーとWeb開発

105. 無料でできる IBM i の Web化

IBM System i には Web化の創世記には WSG ( Workstation Gateway ) という機能が
あって簡単にできる WebFacing 機能が無料で提供されていた。
しかし、OSのリリース・アップに伴ってこの機能は廃止されたが
最近では WebFacing のお試し版としての機能が予め搭載されている。
これは 1クライアントの実行だけに限られているのだが
IBM が提供しているWebFacing を実際に自社の System i で試供版を導入することなく
試すことができる機能である。

T. System i の WebFacing 機能の紹介

WebFacing のベンダーロゴの製品も数多く出回っているが、いずれも高価なものである。
一体、WebFacing は投資効果があるのだろうか ?
また WebFacing では自社の業務がどのようになるか試してみたいと思われるのであれば
これから紹介する、「無料でできる IBM i の Web化」によって
自社の適用業務のWeb化を試してはどうだろうか ?
System i には既に WebFacing Tool が組み込まれているので(Ver5.4 以上)
改めて試供版を導入すること必要がない。

U. WebFacing Tool の概要

IBM WebFacing Tool とは WebFacing で利用する DSPF の DDSソースを指定することによって
予め JSP に自動変換させておいてから、これを利用して WebFacing を行うものである。
そのため事前に DSPF の DDSを登録しておく必要がある。
また WebFacing のサーバーも STRTCPSVR コマンドのオプションとして用意されているので
Java 環境のセットとともに WebFacing サーバーを起動しておくだけで
WebFacing を簡単に試すことができる。

無料でできる IBM i の Web化」は潟Iフィスクアトロが System i の WebFacing 機能の
セットアップと使用方法についてわかりやすくまとめたものである。

それでは

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