HTTPサーバーとWeb開発

7. オープン系のHTTPサーバー紹介

一昔前までは各界研究者たちが情報をギブ・アンド・テイクするための場であったインターネット。それが今日に見られるように爆発的に普及した背景には、ひとつにホームページ(Web)の登場が挙げられよう。そのホームページを公開するために稼働し続けているのがHTTPサーバー(httpd)。インターネットの人気を支える頼もしい存在である。

ここでは全世界で数万機とも言われるサーバー機の上で稼働しているHTTPサーバーの中から、オープン系プラットホームで数々の実績を誇る代表的なものについて、いくつか紹介する。

CERN httpd

CERN(欧州物理学研究所)で開発された世界初のWWWサーバー・ソフトウェアで、プロキシ(proxy)機能を備えているのが特徴のひとつ。なおSSI(Server Side Include)機能は備えていない。
ソース

NCSA httpd

かつて一世を風靡したWebブラウザ「Mosaic」の開発元、NCSAで作られたサーバー・ソフトウェア。SSI(Server Side Include)や仮想サーバー(vertual server)など、豊富な機能を備えている。
→バイナリ
distributions
binaries

Apache httpd

NCSAのhttpdを元に開発されたサーバー・ソフトウェア。各種機能がモジュール化されており、運用形態に応じて容易にカスタマイズできるのが大きな特徴だ。
ソース
バイナリ