EnterpriseServer に限らず Webサーバー側からWinPCコマンドを実行できるコマンドはありません。もし、それが一般的に可能であったとするとWindows のセキュリティ・ホールとなってしまうからです。■ STRPCCMD について STRPCCMD は 5250エミュレータのクライアント・モジュール上で C/Sモデルとして実行されていますので、一般のWebでは使用することは できません。■ RUNRMTCMD について STRPCCMD に代わるコマンドとして RUNRMTCMD がありますが RUNRMTCMD は、 ・WinPCのユーザー,パスワードを必要とするが、Windows のユーザー, パスワードは HTTPプロコルでは取得できない。 ・RUNRMTCMD のユーザー名は 10バイト以下の制限がある。 の理由により実用的ではありません。■その他の解決方法について しかしWeb化にあたり、STRPCCMD が業務に組み込まれているユーザー様が あるのも事実です。ActiveXコントロール(OCX) を使えば容易に実現できますが この場合、ActiveX のダウンロードを促すダイアログが表示されてしまいます。 Webでダイアログによる判定が必要となると多くのユーザーは不安を感じますので 別の方法を現在、調査しいております。 しばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます。
弊社サイト http://www.officequattro.com にて先日、公示致しましたようにSTRPCCMD を Web上で実行できる機能を EnterpriseServer Ver5.0 に追加しました。STRPCCMD を Web上で実行できる機能は初めてであると思います。STRPCCMD は PCOMM や ClientAccess に依存しているわけではない、とのBBS への書き込みが米国サイトに見つかり、これがヒントとなり、開発を行いました。従来の 5250エミュレータで使用されていた STRPCCMD は、全く変更して頂く必要はありません。そのままで STRPCCMD を Web上でも実行できるようになりました。■ その他の Ver5.0 での追加機能の詳細は弊社サイト http://www.officequattro.com をご参照ください。 製品 EnterpriseServer Ver5.0 の紹介サイトも近日中に公開を 予定しております。